■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 科学・工学 - pg.11
四手井綱英/森に学ぶ エコロジ-から自然保護へ
山や森林を70年間にわたり踏査した著者の軌跡。エコロジーから見た森林の姿、森林の役割、各地の森林の特徴、景観や自然の保護にたいする実際的な提言など、盛りだくさんの内容は示唆に富み、自然保護が叫ばれる今日、本書の持つ意味は大きい。
大橋修/Q & A拡散接合
拡散接合についてこれまで学術雑誌でしか掲載されていなかった高度な内容を、わかりやすく平易にまとめた。拡散接合とは何だろう、拡散接合の特徴は、導入のポイントは、などQ&A方式で解説する。
藤原良樹/小型水車製作ガイドブック
石油に代わる代替エネルギーとして、古くから使われてきた水力に着目。水のもつエネルギーの活用法として、低速で回転する在来形水車に関する製作技術を網羅したもの。動力利用、景観・観光用の展示などのために水車を製作する人のために解説する。
西尾敏彦/イソップ風農業研究ものがたり
K・ローレンツの「文明化した人間の八つの大罪」を読み深い感銘を受け、農業研究全体への想いのたけを「イソップ」風のスタイルで書き綴った、最近の農業研究における「五つの反省」。
立花俊一/エクササイズ偏微分・重積分
1.偏微分(偏導関数 高次偏導関数 合成関数の偏微分法 全微分・テーラーの定理 陰関数の微分法 ほか2項) 2.重積分(2重積分・n重積分 重積分の計算・積分順序の変更 変数変換 広義積分 体積・曲面積 重積分の応用)
飯沼二郎/朝鮮総督府の米穀検査制度
朝鮮総督府は、日本人の嗜好に合う米の品種、いわゆる「優良品種」の栽培方法と調整方法を権力的に朝鮮農民に強制した。米穀検査制度を分析することによって、総督府の農業政策の持つ植民地的性格を浮彫りにする。
小沼稔/電子材料用語辞典
実務的スタンスで800語超の電子材料関連用語をまとめた本。電子材料の分野は今なお、変化、成長している分野であるので、出来る限り新しい用語、環境保全、資源保護などの立場を配慮した。
沼田真/植物のくらし人のくらし
人間と野生生物との共存に世論の関心が向いている。地球上には人間だけでなくその何倍もの植物・昆虫・微生物が生活している。彼らと共に生きるためには彼らを知って親しくなるのが一番。本書は植物生態学の専門家の書いた植物の暮らしに関する随筆集である。
日本自然保護協会/野外における危険な生物
野外で出会う可能性のある危険な生物を、哺乳類、爬虫類・両生類、海産動物、節足動物及び環形動物、有毒植物、毒キノコに分け、それぞれの生物について、容態、予防、処置の方法を詳しく紹介。新装。
日本自然保護協会/自然観察ハンドブック
今や地球的課題となった自然保護運動。自然保護を実践するためには、自然のしくみと自然と人間のかかわりあいについての知識を深める必要がある。自然観察を行い、その醍醐味をあじわうための1冊。
前川文夫/植物の名前の話
アセビはなぜ、馬酔木なのか。ソバとタチソバの語源とその変遷、桃の信仰からみたモモの概念とその信仰など、植物の語源について考えた本。植物の名前から日本の文化史が見えてくる。〈前川文夫〉1908年生まれ。東京大学理学部植物学科卒業。東京大学名誉教授。専攻は植物形態学、植物系統学。著書に「原色日本のラン」「植物の進化を探る」など。
日本自然保護協会/指標生物 自然をみるものさし
生物によって環境の状況を間接的に知るとき、その方法が生物指標、それに用いられる生物が指標生物と呼ばれる。今日知られている指標生物をできるだけ広くとりあげ、野外観察に役立つよう心がけた1冊。
平沢康男/初歩の天体観測
星空に興味を持ち始めた人向けの天体観測の本格的入門書。つまり、初期段階で留まらず、自分の器械の能力を最大限まで生かして専門家に負けない活躍をするアマチュア天文家を念頭においた入門書である。〈平沢康男〉アマチュアの天文家。名古屋市に勤務。市交通局を経て、市立名古屋科学館(現名古屋市科学館)に転じ20年。現在、科学館20周年式典準備他で多忙な日々を送っている。
今井功/流体力学
科学技術の進歩にともない細分化の進む流体力学の分野を、完全流体、粘性流体・高速気流・乱流に分けて解説する、物理・工学系のための教科書。
矢野健太郎(数学者)/微分積分
微分積分は科学技術、情報科学などの各分野にとっては必修の数学であるものにとどまらず、広く経済学、社会科学などの分野においても必須のものとなっている。微分積分の演習問題を通して、独力で学習できるように編集。
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