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山岸高旺/淡水藻類入門 淡水藻類の形質・種類・観察と研究
淡水藻類の全体を理解するために必要な、また手元にある光学顕微鏡で観察できる形態性質と生殖性質を中心に、各分類群の主なものについて解説を進め、また先端研究についても言及した入門書。〈山岸高旺〉1923年生まれ。日本プランクトン研究所所属。著書に「淡水藻類写真集ガイドブック」ほか。
山下弘/奄美の絶滅危惧植物
島嶼は植物の種の存立がきわめて脆弱であるといわれる。世界中で奄美の山中に数株しか発見されていないアマミアワゴケ他、貴重で希少な植物たちが見せる、はかなくも可憐な姿。世界中が注目する幻の花々の全貌を紹介。〈山下弘〉1951年鹿児島県生まれ。日本大学卒業。日本植物分類学会会員、鹿児島県文化財保護指導委員、鹿児島県希少野生動植物保護推進員。
五十嵐恒夫/北海道のキノコ
北海道のキノコ800種を収録したキノコ図鑑。カラー写真付き、オーソドックスな科別の配列でわかりやすく、タモギタケ、ホンシメジ、マツタケなど注目のキノコ65種は解説文付きで詳しく紹介。和名と英語学名の検索付。〈五十嵐恒夫〉1932年札幌市生まれ。北海道大学名誉教授、農学博士。アマチュアのきのこ研究会の指導にもあたる。著書に「北海道緑の環境づくり」など。
栗田子郎/ヒガンバナの博物誌
奈良時代前後、揚子江下流域から救荒の目的で日本南部に持ち込まれたヒガンバナ。やがて仏教とも結び付いて東北地方以南に広まり、日本の秋を代表する花の一つとなったヒガンバナに関する様々な話題を紹介。〈栗田子郎〉1936年静岡県生まれ。東京教育大学理学部生物学科卒業。現在、千葉大学理学部生物学科多様性生物学講座教授。海洋生態系研究センター長。
桑村哲生著/子育てする魚たち 性役割の起源を探る
魚類は、子育てを父親だけが担当する種が多いのはなぜか? 魚類のさまざまな配偶システム(雄と雌の関係)を紹介し、それが子育てにおける性役割とどのようにかかわっているのかを検討しつつ、性役割の起源を探る。
米田一彦/生かして防ぐクマの害
里の餌に依存する里グマの増加は、人がクマの巨体を支える山の幸を奪ったためだ。里グマを山グマに戻す奥山放獣を基本戦略に、地域ごとのクマの生息状況を?み、農業、林業、養蜂業それぞれの対策を提案する。〈米田一彦〉1948年青森県生まれ。秋田大学教育学部卒業。秋田県鳥獣保護センター勤務を経て、現在、フリーのフィールドワーカーとして、クマの生態研究などを行う。著書に「山でクマに会う方法」など。
緒方靖哉/微生物とその利用
発酵醸造を始めとする有用物質生産、農業や環境浄化、遺伝子研究とその応用など、将来に亘り、バイオテクノロジーの大きな部分を占めると期待される微生物学について、その歴史から利用までを易しく解説する。〈緒方靖哉〉1939年生まれ。九州大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。農芸科学専攻。特に発酵・醸造。
ナンシー・ウッドアード・ケイン/動物観察マニュアル 科学する心を育てる
動物園のオオカミを観察して、オオカミの社会組織を知る。クモが巣をつくる様子と昆虫の捕まえ方を見てみる。家庭や公園など身近な環境でできる、動物行動の研究法をガイド。自由研究やクラブ活動にも最適。〈ケイン〉比較心理学者。動物行動学者。動物の行動について、多くの記事や論文を発表している。アメリカ・ヴァーモント州在住。
ピエール・ガスカール/緑の思考
高原の散策、少年時代のパリの草々、ルソーの植物採集、種子を運ぶ渡り鳥を待つダーウィン…。失われゆく植物を軸に展開するガスカールの思索世界。植物と人間の共存を問いかける哲学エッセイ。〈ガスカール〉1916年パリ生まれ。49年より作家活動を開始。「死者の時」「けものたち」でゴンクール賞受賞。著書に「ベルナール師匠の秘密」「探検博物学者フンボルト」など。
川口昭彦/生命と時間 生物化学入門
従来の物質代謝を中心としたまとめ方を変えて、細胞内での物質の動きとそれが時間内に、あるいは生物の種類によってどのように変化しているのか、ということを中心にまとめられた生物化学入門書。
松田純(倫理学)/遺伝子技術の進展と人間の未来 ドイツ生命環境倫理学に学ぶ
ヒトゲノムの解読以降、遺伝子技術の急速な進展の中、遺伝子情報の問題を保険契約や雇用など多角的に分析、遺伝子情報という概念の限界を示す。遺伝子操作の人体改造の試みが、医療の将来等に与える影響を検討する。〈松田純〉東北大学大学院文学研究科倫理学専攻博士課程単位取得。ボン大学「科学と倫理のための研究所」、ドイツ連邦文部科学省「生命諸科学における倫理のためのドイツ情報資料センター」客員教授。
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