■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 科学・工学~~生物学 - pg.2
多紀保彦/魚が語る地球の歴史
淡水魚は海を渡ることができない。淡水魚の分布を調べれば地球の歴史がわかる。魚の魅力と地史の解明が結びつく本。理論の紹介よりも一般的なよみものとしておもしろい。
岡山繁樹/生物科学入門 分子から細胞へ
生命の基本的単位である細胞に関する知識?構造と機能、細胞内のエネルギー変換や物質輸送のしくみ、細胞の分裂や分化などを中心に、生命現象の理解に必要なミニマム・エッセンス的な知識をまとめた。今日的な知識をとり入れた改訂版。
西田利貞/チンパンジ-おもしろ観察記
タンザニアで30年、野生チンパンジーの観察を続けている著者による貴重な記録。チンパンジーの一生、生活、保護について等を、珍しい写真を多数使って紹介する。
菊屋奈良義/キムラグモ 環節をもつ原始のクモ
腹部に環節をもち、生物の進化を物語ることで知られるキムラグモの生態観察記録。日本の限られた地域にしか生息せず、開発の名のもとに生存をおびやかされているキムラグモに対し、著者の優しい目が随所に光る。
ジル・ラガシュ/オオカミと神話・伝承
神話時代に崇められたオオカミもキリスト教の拡大に伴い、神の子=小羊を食う悪魔としてのイメージを与えられた。フランス革命の時、処刑された死体は消え去ったなど、神話時代から現代までオオカミと人とのかかわりを神話・伝承、寓話、文献により再構築。
沼田真/植物のくらし人のくらし
人間と野生生物との共存に世論の関心が向いている。地球上には人間だけでなくその何倍もの植物・昆虫・微生物が生活している。彼らと共に生きるためには彼らを知って親しくなるのが一番。本書は植物生態学の専門家の書いた植物の暮らしに関する随筆集である。
日本自然保護協会/野外における危険な生物
野外で出会う可能性のある危険な生物を、哺乳類、爬虫類・両生類、海産動物、節足動物及び環形動物、有毒植物、毒キノコに分け、それぞれの生物について、容態、予防、処置の方法を詳しく紹介。新装。
日本自然保護協会/自然観察ハンドブック
今や地球的課題となった自然保護運動。自然保護を実践するためには、自然のしくみと自然と人間のかかわりあいについての知識を深める必要がある。自然観察を行い、その醍醐味をあじわうための1冊。
前川文夫/植物の名前の話
アセビはなぜ、馬酔木なのか。ソバとタチソバの語源とその変遷、桃の信仰からみたモモの概念とその信仰など、植物の語源について考えた本。植物の名前から日本の文化史が見えてくる。〈前川文夫〉1908年生まれ。東京大学理学部植物学科卒業。東京大学名誉教授。専攻は植物形態学、植物系統学。著書に「原色日本のラン」「植物の進化を探る」など。
日本自然保護協会/指標生物 自然をみるものさし
生物によって環境の状況を間接的に知るとき、その方法が生物指標、それに用いられる生物が指標生物と呼ばれる。今日知られている指標生物をできるだけ広くとりあげ、野外観察に役立つよう心がけた1冊。
大田眞也/熊本の野鳥探訪
絶滅の危機に瀕する鳥、心ない人間に迫害される鳥。さまざまな様相を呈する野鳥たちの生態と、人とのかかわりを熊本を舞台に詳しく描く。
菅原久夫/高山植物
高山と一部亜高山の厳しく、しかし美しい環境に生きる花と木290種を、鮮明な美しい写真で紹介。わかりやすく使いやすい科別の構成と、環境についての十分な詳しい解説、そして戸外携帯に便利なポケットサイズが魅力の1冊。
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