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李鍾元/東アジア冷戦と韓米日関係
【大平正芳記念賞(第13回)】1950年代における米国の対韓政策の展開を、「日本」というファクターとの関連に注目しながら、歴史的に解明する。
三谷太一郎/日本政党政治の形成 原敬の政治指導の展開
大正中期から昭和初頭にかけて成立した日本政党政治を支える諸条件が、どのようにして形成されていったのかを追求する。初版からすでに28年経っているが、学問的価値は大きい。〈三谷太一郎〉1936年岡山市生まれ。東京大学法学部卒業。現在、東京大学法学部教授。著書に「日本政党政治の形成」「近代日本の司法権と政党」「二つの戦後」など。
佐々木雄太/イギリス帝国とスエズ戦争 植民地主義・ナショナリズム・冷戦
なぜイギリスは共謀したか。なぜアメリカが裏切ったか。イギリス帝国終焉の最後の局面であるスエズの危機と戦争を通して、植民地主義とナショナリズムの対立、脱植民地化の過程と冷戦との交錯について考察する。〈佐々木雄太〉1943年函館市生まれ。京都大学大学院政治学専攻博士課程中退。現在、名古屋大学法学部教授。著書に「三〇年代イギリス外交戦略」など。
尚友倶楽部/伊集院彦吉関係文書 第1巻
辛亥革命の時期に駐清・駐華公使をつとめた薩摩出身の外交官の日記・関係書簡を翻刻。刻々と変化する革命の情勢、対応に追われる北京駐在各国公使の動向、日本公使館と本省のやりとりなどがリアルに描かれた記録。
岩井敬太郎/顧問警察小誌
明治28年から40年末までの韓国警察顧問部の沿革を、元警務局保安課長岩井敬太郎が編者としてまとめた、明治43年韓国内部警務局刊行「顧問警察小誌」の復刻版。
清木場東/唐代財政史研究 運輸編
序論で、唐の財政における穀物・布絹・銅銭の歳入歳支統計、歳入試算、軍事費統計、食糧統計の紹介、解釈の仕方を兼ねて史料考証を行った論文を収録。本論では、運輸の諸分野を解説する。
加藤淳子/税制改革と官僚制
1970年代末の付加価値税導入の試みから90年代の消費税率引き上げまで、官僚行動を政官関係のダイナミズムのなかで分析。官僚の行動原理を探る。
渡辺栄文/行政学のデジャ・ヴュ ボナン研究
フランス行政学の研究者であったシャルル=ジャン・ボナンは、また、世界の行政学の礎石をすえた人物でもある。ほとんど手つかずにもかかわらず強い既視感に襲われるボナン行政学の全容を解明する。
若田恭二/大衆と政治の心理学
現代は大衆の時代と呼ばれているが、それは現代政治が非合理性の政治であり、欲望と情念の政治であるということでもある。現代政治の深層を心理学、社会学、人類学の視点を用いて分析する。〈若田恭二〉1941年兵庫県生まれ。関西学院大学で修士号(政治学)、米国ライス大学で博士号(政治学)取得。現在、関西学院大学法学部教授。著書に「現代日本の政治と風土」などがある。
キャロライン・モーザ/ジェンダ-・開発・ngo 私たち自身のエンパワ-メント
ジェンダーは社会・文化的に作られた性の差を示す。従来の開発政策の批判を踏まえ、ジェンダーに配慮した具体的な実践方法とその背後にある理論を、解り易く簡潔にまとめ、ジェンダー問題を解く鍵を示す。〈モーザ〉1944年英国生まれ。サセックス大学で社会人類学専攻、博士号取得。現在、世界銀行のシニア都市計画専門家。長年に亘り、ジェンダーと開発の問題に携わってきた。
金竜瑞/日韓関係の再構築とアジア
1.国際化の日韓比較 2.「日本とアジア」における日韓問題 3.日韓関係の紛争構造 4.日本政治改革の方向と問題点 5.韓国行政改革の方向と問題点 6.政治文化の日韓比較 7.日本の軍事大国化のイメージと実体 ほか2章
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