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太田昌国/「ペル-人質事件」解読のための21章
在リマ日本大使公邸占拠事件とは一体何だったのか。国家テロリズム、武力行使を賛美する言論状況に対し、事件の経過と共に著者がさまざまなメディアで行った21の発言を、その時系列に沿って収めた。〈太田昌国〉1943年釧路市生まれ。現代企画室勤務のかたわら、民族問題や南北問題の研究を続けている。著書に「鏡としての異境」「鏡のなかの帝国」、訳書に「センデロ・ルミノソ」など。
井上章一/狂気と王権
精神異常とは何なのか。狂気と正気を本質的に区別する指標は。元女官長の不敬事件、虎ノ門事件、田中正造直訴事件、大津事件、二・二六事件などから天皇制と精神鑑定のきわどい関係を明治・大正・昭和の秘史に読む。
中名生正昭/北方領土の真実 300年の歴史と将来への提言
歯舞、色丹、国後、択捉だけが北方領土なのか。中千島、北千島、南樺太はどうなるのか。この地域の日本とロシア間の300年の歴史認識の上に立って、両国民が共生できる「共同管理」構想を提言する。〈中名生正昭〉1927年生まれ。東北大学法学部卒業。読売新聞社入社。現在、東京読売サービス常勤顧問。東北に視点を置いた日本の歴史の研究をライフワークとしている。著書に「常識のウソ」など。
建設経済研究所/公共投資レポ-ト
公共投資を巡る様々な議論を再度体系的に見つめ直し、将来に向けた課題と方向性を示すことを試みる。96年に行われたシンポジウム「日本経済と公共投資」における議論を紹介する。
スティーヴン・ルークス/現代権力論批判
著者は権力の概念分析として多元主義者の権力観、多元主義批判の権力観の各特徴をあげた後に第三の権力観を提示する。それはどのような視座で、そこから捉えられるものは何か。その権力観の積極的意義は何か。〈ルークス〉1941年生まれ。オックスフォード大学ベイリオルカレッジ卒業。同ナッフィールドカレッジ大学院修了。現在、フィレンツェの欧州大学研究所の政治・社会理論教授。著書多数。
文部省/民主主義 文部省著作教科書
民主主義は単なる政治のやり方ではなく、一人一人の心の在り方である。すべての人間を個人として尊厳な価値をもつものとして取り扱おうとする心、それが民主主義の根本精神だ。?この本は46年前に文部省が作った教科書である。私たちにとって民主主義とは?
関下稔/プロブレマティ-ク国際関係
入学1年次生を対象にした、立命館大学国際関係学部「基礎演習」講義用テキスト。政治、経済、社会、文化、環境、技術などの分野で複雑に絡みあっている、国際関係の基礎的な概念や知識を説明する。
フィデル・カストロ/チェ・ゲバラの記憶
勝利か死か! 激烈な革命戦争を駆け抜けた2人の男たちは、友情と信頼と連帯というかたい絆で結ばれていた。没後40年をへて、いまも尊敬を集める革命のイコン、チェ・ゲバラの実像を語る。〈フィデル・カストロ〉1926年旧オリエンテ州ビラン生まれ。ハバナ大学法学部卒業。キューバにて革命を成功させる。キューバ首相、国家評議会議長、閣僚評議会議長。2008年、要職から退任。
勝田吉彰/ドクトル外交官世界を診る
交差点に群がる物乞いの子どもたちに対応したり、窓の外から聞こえてくる銃声を肴にグラスを傾けたり、護衛付の防弾車に押し込まれたり…。外務省医務官(精神科医)が、世界各地の国々の現実を生活者の視点から紹介する。
日本政治学会/国家と社会 統合と連帯の政治学
国家と社会の境界線を強調することは大きな成果をもたらしたが、一方で、隠蔽された問題や見えなくなった対立関係もあるのではないか。こうした問題意識を共有しつつ、各専門領域から国家?社会関係をめぐる諸問題を追究する。
書籍/現代政治分析 岩波テキストブックス
権力・影響力の緻密な議論からポリアーキーまで、政治学界に大きなインパクトを与えてきた著者の理論を、コンパクトかつわかりやすくまとめる。〈ダール〉1915年生まれ。イェール大学名誉教授。専攻は政治学。著書に「統治するのはだれか」など。
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