■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 科学・工学~~物理学 - pg.12
阿部竜蔵/新・演習電磁気学
電磁気学の基本事項をコンパクトにまとめ、洗練された例題・問題と詳しい解説で深い理解と真の応用力が涵養できるよう構成。９４年刊「電気学入門」を踏襲しながら、デイラックのδ関数を取り入れて解説する。〈阿部竜蔵〉１９３０年東京都出身。東京大学理学部物理学科卒業。放送大学教授などを経て、東京大学名誉教授。専攻は物性基礎論、統計力学。理学博士。著書に「量子力学入門」「電磁気学入門」など。
ジョン・A.ウェッソン/トカマク概論
プラズマ閉じ込め装置トカマクの原理を簡明に、しかも総合的に説明した翻訳書。日常接する固体・液体・気体とは異なる高温プラズマをどのように理解するかという基本的な問題に光を投げかけ、トカマクの原理の全貌を描き出す。〈ウェッソン〉英国カラム研究所研究員。トカマクの理論的研究者。
阿知波紀郎/中性子スピン光学
中性子スピン光学の概念及び手法について、できるだけ具体的な実験結果を交えて解説。一様な１次元ポテンシャル場に関する中性子平面波と、スピノールによって取り扱われるスピン波動光学に範囲を限定して取り上げる。〈阿知波〉１９４０年東京都生まれ。九州大学大学院理学研究院・教授。専門は凝縮系科学、中性子物理。
飯出良朗/化学と物理の基礎の基礎がよくわかる本
高校で化学や物理をきらいになってしまった人、きらいになりかけている人、中学生全学年を対象に、学習意欲を上げるポイントとなるような基礎的事柄を重点的にわかりやすく解説する。２００１年刊の増補版。〈飯出良朗〉１９３８年群馬県生まれ。東京工業大学工業教員養成所・工業化学科卒業。福島県立郡山北工業高等学校、同聾学校などに勤務し、９９年定年退職。
出口哲生/ゼロからの電磁気学 2
電場や磁場が時間とともに変化する場合にどのような法則が成り立つのかを、交流回路、発電機といった応用例とともに学ぶ。物質の中の電磁場の扱い方についても解説。身近な機器や現象を電磁気学の基本法則で理解できる一冊。〈出口哲生〉１９６４年生まれ。お茶の水女子大学理学部教授。専門は数理物理学、とくに物性基礎論。〈和達三樹〉１９４５年生まれ。東京大学大学院理学系研究科教授。専門は理論物理学、とくに物性基礎論、
吉川茂/音源の流体音響学
音は物体の振動から生まれるが、その振動は流体の運動によって励起される場合が多い。強風時の電線のうなりから、人間の音声、管楽器の音など多岐にわたる音源を流体力学的に考察。付属ＣＤ?ＲＯＭは貸出禁止。
日中英用語辞典編集委員会/日中英対照物理用語辞典
あらゆる科学・技術の基礎となる物理学の用語のうち、大学での一般教育から大学院修士課程程度までに出会う約４５００語を、日中英のどの言語からでも必要とする用語が探し出せるよう配列してまとめた用語辞典。
今井功/演習力学
理工系の大学で初めて力学を学ぶ人から、一通り力学の骨組みを学んだ人までの広い範囲の読者を対象とした、自習用の力学演習書。最低限これだけは理解し、使いこなしてほしい事柄に話をしぼり問題を選択する。
十河清/ゼロからの力学 2
ニュートンの運動法則をもとに、運動量、エネルギー、角運動量の保存則を導き出します。そして惑星の運動、加速する座標系での運動、コマなどの剛体の運動など、さまざまな運動の取り扱いについて解説します。〈十河清〉１９４９年生まれ。北里大学理学部助教授。理学博士。専門は数理物理学、統計力学。〈和達三樹〉１９４５年生まれ。東京大学大学院理学系研究科教授。専門は理論物理学、特に物性基礎論、統計力学。
嶋津秀昭/医療専門職のための二度目の物理学入門
単位系から力の働き、音波や光、物質の成り立ちまで古典的な物理学をわかりやすく紹介し、日常でみられる現象や医療に関連する現象を平易に解説する。月刊『Ｃｌｉｎｉｃａｌ Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ』連載を単行本化。
日本物理学会/物理デ-タ事典
物理定数の最新の数値・データによる物理学事典。基礎的な定数から、原子・原子核・素粒子定数、古典物性定数、量子物性定数、デバイス・機器定数まで、物理学各分野の主要項目に関する代表的なデータで編纂する。
橋本正章/力学の基礎
内容をニュートン力学の徹底理解に定め、弾性体、流体力学は含めずにまとめた力学の教科書。大学１年の理工系学生に最適。
田中皓/分子物理学
量子化学の基礎をなす量子物理学の、分子に関する基礎を学ぼうとする人に向けた教科書。量子力学の基本的な部分を既習していることを前提に、分子の安定状態を対象とする基礎理論をまとめる。
文部省/学術用語集 分光学編
分光学分野の学術用語を網羅し、整理統一した用語集。英和・和英ともに日本語・外国語（主に米語）・読みに対するローマ字書きを記す。７４年日本学術振興会刊の増訂版。
上原周三/放射線物理学
診療放射線技師教育において、放射線物理学の基礎的事項を系統的に確実に習得させることを念頭に置き、出来るだけ基本的な事項に絞った学習書。執筆者を改めて、内容も全面的に見直した、９４年刊に次ぐ第４版。
金田輝男/気体エレクトロニクス
真空および気体中の電子の振舞いとその応用を「気体エレクトロニクス」と呼び、教科書用にまとめる。静電気の基本則、電子、熱放射と光量子、原子の構造、電子放出、電子ビームなどを図表をまじえてわかりやすく解説。〈金田輝男〉東京電機大学大学院博士課程修了。現在、東京電機大学短期大学学長。
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