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瑞渓周鳳/善隣国宝記 / 新訂続善隣国宝記
室町から江戸時代にかけて、外交文書の作成を委ねられた京都五山の禅僧たちが残した二書に、平易な読み下し文と詳細な注記をほどこし、背景の歴史事情についても詳しく説明する。〈田中〉1923年群馬県生まれ。東京帝国大学文学部卒業。現在、駒沢女子大学人文学部教授。著書に「対外関係と文化交流」「日本前近代の国家と対外関係」など。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第57巻
元久二年から承元二年までの15巻を収録。定家が44歳から47歳という、歌壇の第一人者の道を歩き始めた時期の日記で、定家研究のみならず、和歌史研究・王朝文化研究・鎌倉時代史研究に大きく貢献する第一級の資料。
田中宏(アジア関係史)/中国人強制連行資料 「外務省報告書」全五分冊ほか
幻の報告書といわれていた中国人強制連行の事実を示す「外務省報告書」。その復刻と作成に関する外務省資料、及び調査を担当した調査員の現地報告書も収める。戦後50年、歴史の真実を伝える資料。〈田中〉1937年生まれ。一橋大学教授。アジア関係史専攻。著書に「在日外国人」など。〈松沢〉1939年生まれ。東京女子大学教授。日本ファシズム史・帝国主義論専攻。
木谷勤/帝国主義と世界の一体化
資本輸出、独占資本主義の展開として認識される帝国主義を、人や物の移動による世界の一体化、それに伴うナショナリズムや人種差別によって広がった民族間の対立といった面から光を当てる。
木村靖二/二つの世界大戦
20世紀は戦争の世紀。近代がつくりだした楽観的な未来像を打ち砕いた両大戦。そして現在も世界のどこかで戦火は続く。両大戦がつくりかえた世界、20世紀の形成考としての両大戦の意味を振り返る。
島袋善祐/基地の島から平和のバラを 反戦地主・島袋善祐が歩いた道
幼年期に沖縄戦を体験、父を失い、農民として土に生きつつ、強権にひるまず機知と勇気で独特の抵抗をつらぬいてきた反戦地主が、平和を求めてやまぬ「沖縄の心」と半生をユーモアあふれる語り口で語る。〈島袋〉1936年生まれ。バラ園経営業。権利と財産を守る軍用地主会会員。〈宮里〉1950年生まれ。那覇市平和と国際交流室勤務。著書に「シマサバはいて」など。
嶋北富明/倭と中国 千九百八十八文字
中国の歴史年表を背景に置きながら、魏志倭人伝の読み方を考え、さらに狗奴国に迫り、大和政権統一までを考える。三国時代の陳寿が照射した邪馬台国、卑弥呼共立の謎を解く。
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