■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 歴史 - pg.15
森田恭二/大乗院寺社雑事記の研究
室町時代研究に不可欠な史料「大乗院寺社雑事記」に焦点をあてて、室町後期の奈良・京都をはじめとする畿内の政治・社会情勢や文化の様子を探る。
佐藤博信/続中世東国の支配構造
中世東国史の南北朝期から戦国期におよぶ基本的な事柄について検討したもの。足利氏や上杉氏をめぐる政治権力論、鎌倉の鶴岡八幡宮などの寺社論、東国の史料を個別的に検討した論文などを収録。1989年刊の続編。〈佐藤博信〉1946年新潟県生まれ。早稲田大学文学部卒業。現在、千葉大学文学部教授。著書に「古河公方足利氏の研究」など。
朝鮮総督府編著/朝鮮ノ保護及併合
大正七年三月に、朝鮮総督府が編者兼発行者として刊行した、日本による朝鮮の保護から併合、朝鮮総督府成立までの歴史を綴った「朝鮮ノ保護及併合」の復刻版。
塩野芳夫/近世畿内の社会と宗教
93年に亡くなった塩野芳夫大手前女子大学教授の業績のうち、民衆の生活・信仰に関する研究をまとめたもの。特に畿内近世農村社会について近世仏教の成立にからめ論ずる。
上村正名/村落社会の史的研究
信州高井郡松代藩沓野村の歴史資料と聞き取り調査の両様から、身分関係や社会関係を、社会構成や家の構造、村落共同体とのかかわりあいにおいて分析する。近世の村落社会を具体的な史料を通して明らかにする。
小川国治/転換期長州藩の研究
1.宝暦改革の前提 2.宝暦期の藩財政と経済政策 3.宝暦検地 4.西廻り海運と港町の整備 5.撫育方と開作事業 6.産業の開発と統制
太田弘毅著/蒙古襲来 その軍事史的研究
13世紀後半に起こった蒙古による2度にわたる日本進攻、蒙古襲来についての研究をまとめた論文集。文永の役、弘安の役、それぞれを軍事史研究の視点から明らかにする。
長野暹/西南諸藩と廃藩置県
幕藩制国家解体期から初期明治国家生成期までの変化を、西南諸藩について分析。これらの分析から西南諸藩と西南地域の様相を知ることができる。
大山喬平/中世荘園の世界 東寺領丹波国大山荘
1984年から89年にかけて行なわれた大山荘を対象とした荘園現況調査。近代まで保たれている中世以来の伝統的な生活の痕跡を記録するためのこの試みを中心に、荘園について解説する。〈大山喬平〉1933年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。著書に「日本中世農村史の研究」など。
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