■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 歴史 - pg.13
竹岡俊樹/日本民族の感性世界 考古学から文化分析学へ
遺跡に残された遺物そのものの分析によって、その遺跡を残した人々の文化システムを復元するという考古学的手法により、考古学者が日本文化に立ち向かい、ものに関わる日本文化の感性的・非言語的側面の分析を展開する。〈竹岡俊樹〉1950年京都府生まれ。明治大学卒業。東京教育大学修士課程修了。筑波大学博士課程単位取得退学。パリ第六大学博士課程修了。同大学博士。先史学者。著書に「石器研究法」など。
リュシアン・フェーヴル/感性の歴史
アナール派を代表するフェーヴル、デュビィ、コルバンから秀逸の論文を選んで編んだ、世界初の「感性の歴史」。その「方法と対象」を示す本書は、全体史としての歴史学に関心をもつ全ての人のためのものである。〈フェーヴル〉1878年ナンシー生まれ。フランスの歴史家。元・コレージュ・ド・フランスの教授。著書に「大地と人類の進化」「フランス・ルネサンスの文明」など。1956年没。
平野邦雄/木簡が語る古代史 上
次々と古代史を書き変えている小さな木簡。木簡とは何か、それによって何が解明されたか、などを、豊富な図版を駆使して最高の執筆陣が解説。古代の都の人々の生活・文化をありありと再現する。〈平野〉1923年生まれ。東京大学国史科卒業。現在横浜市歴史博物館館長。文学博士。〈鈴木〉1941年北海道生まれ。国学院大学大学院博士課程修了。文学博士。国学院大学史学科教授。
網野善彦/日本中世史料学の課題 系図・偽文書・文書
これまで軽視されてきた偽文書・系図を地道に掘り起こし、日本中世史研究に新しい発見と方向を示す会心の意欲作。民俗学などの諸学と文献史学とを結ぶ独自な学問分野を拓く。〈網野善彦〉1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。現在、神奈川大学特任教授。著書に「無縁・公界・楽」「異形の王権」「日本の歴史をよみなおす」「蒙古襲来」など多数。
山中順雅/法律家のみた日本古代千五百年史
証拠主義・合理主義の考え方から歴史の客観的事実を求め、日本列島の形成から邪馬台国、河内王朝、ヤマト王朝、倭から日本へ、古代天皇制の誕生など、日本古代史を見直していく。95年刊の増補改訂。
赤城毅彦/邪馬台国発見史
古代史のなかで邪馬台国はどのように捉えられ、論争されてきたのか。これまで発表された邪馬台国研究の成果を集成し、文献学・考古学・言語学・神話学などさまざまな視点から分析するとともに、新たな問題点を提示する。〈赤城毅彦〉1930年茨城県生まれ。東京大学法学部卒業。編著書に「古代日本人の謎をとく」「上野村誌」「茨城方言・民俗語辞典」など。
朝鮮新聞社/朝鮮統治の回顧と批判
日韓併合から28年が過ぎた昭和11年6月に朝鮮新聞社から出版された、90人の寄稿者による日本の朝鮮統治の回想集の復刻版。当時の日本の各界要職者の収奪する論理がまとめられている。
小熊英二/単一民族神話の起源 「日本人」の自画像の系譜
【サントリー学芸賞(第18回)】多民族帝国であった大日本帝国から、単一民族神話の戦後日本へ。台湾侵略から100年、戦後50年のいま、明治から戦後までの日本民族についての言説を集大成。「日本人」とは何か、民族というアイデンティティをめぐる考察。
児玉幸多/史料による日本の歩み 近世編
織田信長が全国統一事業を進めた16世紀の後半から幕末にいたる約300年間の重要史料260余点を体系的に編成。政治をはじめ、経済、文化、宗教、生活と風習など、興味深く捉えることができる最新の史料集。〈児玉〉1909年長野県生まれ。江戸東京博物館館長。日本史関係の著書多数。〈佐々木〉1929年秋田県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。早稲田大学教育学部教授。
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