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アントニオ ネグリ/転覆の政治学 21世紀へ向けての宣言
敵対的な主体は解体されていない。私たちには多様な解放のための闘いの選択肢がある。転覆は真理のラディカルな性格であり、自信に満ちて容赦のない大衆の対抗的な力である?。ネグリの理論的政治的なエッセンスに満ちた一冊。〈ネグリ〉1933年イタリア生まれ。マルクス主義者としての活動で投獄。一時フランスに亡命するが、イタリアに帰国後再び逮捕される。現在、労働釈放状態。著書に「未来への帰還」など。
神川正彦/価値の構図とことば 価値哲学基礎論
西洋哲学の総決算をめざし、「ニーチェ以後」の根源からの価値論を構想する。日本文明に由来し世界文明へと開く基礎理論。「構図構成と構想力の立場」、「価値のことばの統合的視点とその分化性」などの論考を収録。〈神川正彦〉1929年鎌倉市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程修了。国学院大学教授。専攻は哲学の比較文明学。著書に「比較文明の方法」ほかがある。
斎藤慶典/思考の臨界 超越論的現象学の徹底
「時間」、「存在」、「他者」という問題は、いかなる途筋をたどり「超越論的なるもの」への接近として結実したか。フッサールの超越論的現象学の企てを徹底的かつ厳密に展開し、新たな問題領域を開拓する。〈斎藤慶典〉1957年神奈川県生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。慶応義塾大学文学部助教授。共著に「理性と暴力」など。
黄心川/東洋思想の現代的意義
東洋文化の基礎であり、東洋の人々の世界観、価値観、社会倫理観、思考方法といえる東洋哲学。東西交流がすすんだ現代において、東洋哲学が持つ意義を問いかける。〈黄〉1928年生まれ。北京大学哲学系外国哲学史専門研究課程卒業。中国社会科学院東洋文化研究センター名誉主任。
アンリ・ベルクソン/精神のエネルギ-
ベルクソンの哲学を最もよく理解する方法は、ベルクソンの哲学の方法をそのまま実践して、ただちに「出発して歩くこと」である。そしてベルクソンの思想に直接入っていくことである。「意識と生命」「魂と身体」「夢」などをめぐる、講演・論文集。
冨原眞弓/ヴェ-ユ
22歳で哲学教授となり34歳で世を去ったヴェーユは、二つの世界大戦にはさまれた混沌の時代を彗星のように駆け抜けていった。1930年代の証人ともいうべきヴェーユの生涯をたどる。
船木亨/ドゥルーズ Century Books
1960年代以降、わが国に紹介されてきた現代フランス思想の中で、一段の光彩を放っているドゥルーズの「アンチ・エディプス」。当時の最先端の思想であった書の著者ドゥルーズの哲学を分かりやすく紹介する。
村上英治/人間が生きるということ
人が人になること、人が人であること、その独自性、尊厳性、主体性を具体的に語り、成長発達していく存在としての人間に連帯しつつともにあることを説く。
クリシュナムルティ/最後の日記
オレンジの薫る谷間の自室で、クリシュナムルティは独りテープに向かって語り始める。クリシュナムルティの思想がみずみずしく息づいている、清新で率直な〈最後の日記〉。
小川晴久/朝鮮実学と日本
朝鮮の洪大全、中国の方以智、日本の三浦梅園など、東アジアの近世思想家=アンシクロペディストたちを「実学」者としてとらえなおす新しい学問的試みは何をめざすか? 韓国・中国・日本の東アジア三国の「実学シンポジウム」への提言。
ジナ・サーミナラ/神の理性
サーミナラ博士の最後の著書。輪廻転生、生命の永遠性、宗教宗派の超越、人類の新しい時代と生き方などの問題を含んでおり、博士の思想の総合編と言える。科学技術を中心とした知性の時代から宗教宗派を超越した新しい理性の時代へ。
安永寿延/人間安藤昌益 写真集
安藤昌益没後230年・生誕290年。「徳川の平和」の中に封じこめられて鎖国の中から鎖国をのろい、世界への自由な飛翔を夢みた自由人・昌益の足跡をつづる写真集増補版。
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