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金森修/フランス科学認識論の系譜 カンギレム、ダゴニェ、フーコー
【渋沢・クローデル賞(第12回)】現代フランス思想のなかで特異な位置を占める思想系列、エピステモロジーは、いかなる知の撹乱を企てたか。ガンギレム、ダゴニェ、フーコーを中心に、フランス知性の大胆かつ独創的な想像力を明らかにする。〈金森修〉1954年札幌生まれ。パリ第1大学哲学博士号取得。東京大学大学院博士課程満期退学(比較文学・比較文化)。現在、筑波大学助教授。訳書に「科学史・科学哲学研究」「バイオ
バートランド・ラッセル/心の分析
物質に対して適用された現象主義的分析の方法を、心的存在に対して適用しようと試みた。それ自身では心的でも物的でもない〈中性的要素〉から心の構成を考える。
ノルベルト・ボッビオ/イタリア・イデオロギ-
間にファシズムの急騰を介して激しく動揺した20世紀現代イタリア思想の政治的動向とその歴史的?末を描き、クローチェ、グラムシ、パピーニ、モスカらのイデオロギーの全体像を解析した古典的名著、初の邦訳。〈ノルベルト・ボッビオ〉1909年トリノ生まれ。トリノ大学で学び、同大学などで法哲学・政治哲学を講義、ヨーロッパ有数の権威。
コルネリュウス・カストリアディス/迷宮の岐路 迷宮の岐路1
自然・人文諸科学を検証しつつ現代のあらゆる「知」に通底する地下迷宮?「科学性」神話の幻想にとらわれた抑圧的制度と擬似的価値転換の回廊を探索し、思想の混迷と科学の危機状況への仮借なき批判を展開する。〈カストリアディス〉1922年生まれのギリシャ人。ソルボンヌ大学で哲学の博士号を取得。フランスの哲学者。著書に「社会主義か野蛮か」「社会主義の再生は可能か」など。
曹街京/意識と自然 現象学的な東西のかけはし
「西洋が東洋に進出し、その結果、東洋的世界が西洋化することによって、世界は今日では一つのグローバルな世界になってしまっている」。ハイデガー後期の哲学を古代東洋の知=タオイズムと結び、現象学の深化を図る。〈 ゙街京〉1927年ソウル生まれ。ソウル大学哲学科を経て、ハイデルベルク大学に学ぶ。現在、ニューヨーク州立大学バッファロー校哲学教授。著書に「実存哲学」など。
ヒラリー・パトナム/実在論と理性
われわれの語や思考はどのようにして世界の側の事物に達することができるのか。二十世紀後半のアメリカの哲学を代表するひとりであるパトナムの、実在論と理性について述べた、「転向」以後の新しい消息を告げる最初の論文集。
田原嗣郎/徂徠学の世界
徂徠の思想における特質として、個別性の尊重は万人が指摘するところである。そしてこの特質は先王の礼の構造、さらには先王の礼そのものの規範化として徂徠の所説の中に現れている。ではなぜ、いったい徂徠は何のためにそのような主張を軸として持ったのか。
窪徳忠/モンゴル朝の道教と仏教 二教の論争を中心に
老子がインドへ行って釈迦となったという奇妙な老子化胡説がはじまりで起こった仏道論争。まず儒仏道三教の同源論にたち、全真教を簡単に紹介した後、論争の遠因となったと考えられる問題を究明し、疑問点を明確にする。
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