■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 文学・文芸 - pg.20
谷脇理史/井原西鶴
「好色一代男」「世間胸算用」等の浮世草子で、勃興期の大阪町人の破天荒な生命力と、生と死、色と欲のはざまにうごめく人間の悲喜劇を描いた西鶴の人と文学を、豊富な図版を添えて紹介する。
徳田和夫/お伽草子 / 伊曾保物語
「浦島太郎」「一寸法師」など、お伽ばなしの原点『お伽草子』、イソップ物語の日本初訳『伊曾保物語』?人と霊鬼妖怪・神仏が渾然としていた中世の物語世界。
神保五弥/江戸戯作
遊里最新風俗づくし。銭湯、道中、横丁で噂に花を咲かせ、時世を風刺する。ここを浮き世と思いなし、政治も社会も軽く洒落のめす、江戸の庶民の意気と人情をうつした江戸戯作を解説。
長島弘明/上田秋成
人間の執念の戦慄を描く怪異小説「雨月物語」、人の運命の不可思議を問う「春雨物語」、俳諧・国学・和歌と多才に生きた上田秋成の文学と生涯。
里原昭/琉球弧の文学 大城立裕の世界
琉球弧の地理的、歴史的独自性とそこに生きた人の固有のアイデンティティを対象に、自らの感性を表出している大城立裕の文学作品を読み、琉球弧に育まれた土俗的生活感覚を、作品世界に生きた人々の全体像を通して味読する。
原道生/近松門左衛門
「曽根崎心中」「心中天の網島」などで、元禄の歌舞伎・人形浄瑠璃に新風を吹き込んだ近松門左衛門の、武士を捨て浄瑠璃作者として生きた自負と自嘲の生涯。
村崎恭子/ユ-カラ / おもろさうし
沖縄・奄美諸島に伝わる歌謡を集大成した「おもろさうし」、アイヌの民族的叙事詩「ユーカラ」。日本列島に息づく文芸の伝統の根源を示す歌謡と叙事詩の世界を、図や写真を豊富に添えて紹介する。
三谷栄一/社会人のための国語の常識
古典、近代、漢文、文学史から、言葉と表現まで、国語の常識をまとめている。カラー図録で見やすく、写真や地図を使ってわかりやすく解説している。熟語や慣用句、ことわざ、文章を書くポイントなど、社会で必要な国語の知識を掲載。1987年初版の第2版。
合田和厚/鏡湖
登場人物は、名前も人物描写も役柄の設定もない、現代版アダムとイブ。どこにでもいるような我儘な男と女が、迷い苦しみながら探しあてたものは何だったのか?。詩とショートストーリーの1つ1つが、オブジェのように味わいと深みを持っている。
木庭宏/ハイネとオルテガ
ハイネが民衆、とりわけ政治化した民衆に対して抱いていた情緒的な否定の態度。これまでのマルクス主義的なハイネ像からは浮かびあがらなかったこの側面に、「大衆社会現象」に対する批判的理論家、オルテガの思想から光をあて、両者の相異を検証する。
村上春樹/やがて哀しき外国語
プリンストン大学に長期滞在している村上春樹。日本を離れることによって、日本という国について、あるいは日本語についてずいぶん真剣に正面から向かい合って考えるようになったという彼の魅力的なプリンストン通信。〈村上春樹〉1949年京都市生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。小説家。79年「風の歌を聴け」で群像新人文学賞受賞。他に「ノルウェイの森」「国境の南、太陽の西」など著書多数。
アン・マクガバーン/三人の偉大なインディアン
インディアンの民族の自由と自分の所有する土地に住む権利の為に戦った3人の偉大なインディアン指導者の物語。戦いはアメリカ国民が急激に領土を拡張しようとしていた時代のフロリダにおこり、幾千人もの人が殺され、捕虜にされ、土地を没収されていく…。
須永博士/人間讃歌 詩集
みんなさけびたい気持をじっとこらえて、幸せがめぐってくると歯をくいしばって生きていました。あなた、泣いても笑っても人生一度です。あなた、人生頑張って下さい。幸せになって下さい。
泉英昌/海底プ-ル
詩誌「鳩よ!」で彗星のように登場し、研ぎすまされた言語感覚が注目された詩人の待望の第一詩集。言語感覚を揺さぶる44篇の詩。
エーリヒ・ハックル/アウロ-ラの動機
「この娘を殺すしかない」 自分のすべてを賭け、一生の夢を託した我が子をその手にかけた、アウローラ・ロドリゲス。19世紀末に実在したスペイン女性の生涯を描いた小説。
須永博士/純愛 詩集
愛は恋愛だけではありません。家族、仕事、友達…。純粋な気持ちで何かに接することは、すべて純愛だと思います。あなたの身近にいつも愛はあります。
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