■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 文学・文芸 - pg.11
金原理/詩歌の表現 平安朝韻文攷
平安朝の文学作品から、和歌と漢詩文との関係について論じたものを中心に韻文作品や、韻文と絵画との関わりなどに関する論文を収録。表現の種々相の襞を通してその文化的背景を探る。
久曽神昇/私撰集残簡集成
伝藤原行成筆金砂子切万葉集(甲)、伝藤原清輔筆新撰朗詠集(乙)、伝錦小路康頼筆撰集佳句部類(甲)など100の私撰集の古筆断簡および松花和歌集(零本)についてそれぞれ影印・翻刻・解説を収録。
日下隆平/イェイツとその周辺
アイルランド生まれの詩人W.B.イェイツに関して、イギリスの支配のなかで育った詩人の帰属性の問題、その思想形成に大きな影響を与えた作家や芸術運動との関連を論ずる。
清水義範/二重螺旋のミレニアム
プールの中に張られた薬液につかる全裸の男。皮膚がボロボロになったその男の顔の左半分には大きな瘤のようなものが盛り上がっていた…。DNA操作・人工受精・テレパシー・催眠療法・若返り・不老不死を予言するSF長編。〈清水義範〉1947年愛知県生まれ。「国語入試問題必勝法」で吉川英治文学新人賞受賞。他の著書に「青二才の頃」「今どきの教育を考えるヒント」「迷宮」など多数。
北原悠子/なのにそのとき 北原悠子詩集
…木洩れ陽の道で ふと ふりむくとき それはおそらく わたしの意志ではない なのに そのとき 世界はなんと わたしの心で 満ち満ちていることだろう 遙かな高みから降りてきた言葉を書き写した詩を収める。〈北原悠子〉1951年宮城県生まれ。日本児童文芸家協会、横浜詩人会会員。児童文芸家協会創作コンクール入選。著書に「あなたがいるから」がある。
林田正男/万葉集と神仙思想
「万葉集」を中心とした上代の日本文学を東アジア的視点で考察。さらに当時の海外文物輸入の門戸であった筑紫(太宰府)という地域からの視座で研究。道教による神仙思想の享受と影響およびその概観など文芸面を主に考察する。
小山内美江子/3年b組金八先生哀しみの仮面
級友を卑劣な手段で支配する、学級の陰のボス、健次郎。だが、彼も人には言えぬ深い闇をかかえていた。金八先生も悩み迷いつつ、優等生の仮面の下に隠された哀しみをさぐり当てていく。〈小山内美江子〉1930年神奈川県生まれ。鶴見高等女学校卒業。「3年B組金八先生」等の代表作をもつシナリオ作家。90年より海外ボランティア活動に取り組む。著書に「できることからはじめよう」ほか。
中野朗/変奇館の主人 山口瞳評伝・書誌
「江分利満氏の優雅な生活」で直木賞を受賞した作家・山口瞳が作家活動を本格的に始めるまでの評伝をまとめる。単行本から雑誌掲載の文章まで、全書誌を掲載する。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第28巻
藤原俊成の家集を中心に、俊成前後の歌人の家集を併載。『長秋詠藻』と『五社百首』は、冷泉家伝来の原本を冷泉為満・為頼父子が交筆書写した本。『三位中将公衡卿詠』は俊成等筆。他に『源大府卿集 完本』の計5本を収載。
樋口広太郎/まずは、上座へ 味好し人好し話好し
豪放磊落な人柄と、歯に衣着せぬズバリの直言。コシノジュンコ、中村紘子、三枝成彰、林真理子、岩下志麻など、多彩なゲストを迎えての「食と文化」をめぐる粋で洒脱な対談集。96?97年『味の手帳』連載をまとめる。〈樋口広太郎〉1926年京都府生まれ。京都大学経済学部卒業。住友銀行を経て、現在、アサヒビール取締役相談役名誉会長、新国立劇場運営財団理事長。著書に「日本経済「日の出」は近い!」「人材論」など。
井上正/アルベ-ル=カミュ
不条理な宿命に反抗する登場人物たちの、沈黙の彼方に存在する愛と幸福への希求。様々な相貌を呈するカミュの生涯と作品に切り込んでゆき、現代人としてカミュを読むことの意味とその魅力をさぐる。
小山内美江子/3年b組金八先生冬空に舞う鳥
健次郎がけしかけ、またも壊れた学級に戻った3Bは、大西先生に「死ね!」の暴言を吐く。三たび集団ヒステリーに陥った3Bの前に、金八先生は教師生命をかけてたちはだかった。金八先生シリーズ17集。〈小山内美江子〉1930年神奈川県生まれ。鶴見高等女学校卒業。シナリオ作家。90年より海外ボランティア活動に取り組む。現在、「JHP・学校をつくる会」代表。著書に「金八語録」など。
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