■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 人文・思想・哲学~~心理学 - pg.9
加藤美知子/音楽療法の実践 日米の現場から
ここ数年、日本でも興味が高まっている音楽療法。本書は日米の音楽療法の現場を克明に紹介する。また後半では、音楽療法を行う上での心得や技法、現場での課題、今後の展望について、実践的な立場から述べる。〈加藤〉西独(当時)ミュンヘン国立音楽大学卒業、米国ミシガン州立大学にて音楽療法修士取得。現在、東京武蔵野病院、都立多摩療育園、目黒区自主グループ他で音楽療法を実践している。
鑪幹八郎/アイデンティティ研究の展望 3
1.アイデンティティと恥の感覚について 2.アイデンティティに関する臨床心理学的文献の時代(年代)的推移 3.外国(ことに米国)におけるアイデンティティに関する臨床心理学的研究の展望 ほか1章
鑪幹八郎/アイデンティティ研究の展望 2
1.アイデンティティ概念の歴史的意義について 2.アイデンティティ文献の時代(年代)的推移 3.外国(ことに米国)におけるアイデンティティ研究の展望 4.日本におけるアイデンティティ研究の展望 ほか1章
山口快生/記憶のリハ-サル機構
さまざまな実験的な操作を通じて、人間の記憶におけるリハーサルの様態が、想起と再認にいかなるインパクトを与えるかを解明する。
ロン・クルツ/ハコミセラピ-
「今ここで」の体験と同時に、その体験を創り出している「コア・マテリアル」(一種の人生脚本)に注目し、体の諸感覚なども活用しながら、それを変容させることに焦点をあてる、ハコミ・セラピーに関する体系的な技法書。
馬場礼子/心理療法と心理検査
「境界性人格障害とロールシャッハ法」「転移性恋愛について」「川端康成の映像」など、著者が30年にわたって書いてきた論文を、心理検査、心理療法、芸術の3部構成で収録する。〈馬場礼子〉1934年東京都生まれ。慶応義塾大学社会学研究科心理学専攻・修士課程修了。常磐大学教授等を経て、現在、東京都立大学人文学部教授。著書に「心の断面図」「ロールシャッハ法と精神分析」など。
ロバート・コールズ/子どもの神秘生活 生と死、神・宇宙をめぐる証言
ホピ族の少女、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の少年少女、そして信仰を持たない子どもたち。児童精神科医が子どもたちをインタビューし、彼らが神や霊的世界をどう捉えているか、生と死をどう理解しているのかを探る。〈コールズ〉1929年ボストン生まれ。ハーバード大学、コロンビア大学で学ぶ。精神科医。ハーバード大学教授。著書に「チルドレン・オブ・クライシス」などがある。
カレン・A・シグネル/女性の夢 こころの叡知を読み解く
膨大な夢の聞き取りの中から、20代?70代の女性の印象的な夢体験を収録。女性の人生における重要なテーマがいかに夢に現れ、それが生きる上でどう糧となるかを教える本。〈シグネル〉アメリカ専門心理学委員会から認定を受けたクリニカル・サイコロジスト。サンフランシスコのユング研究所で「女性のなかの女性性」と題するワークショップを一般対象に開いている。
伊藤裕之/奥行運動による3次元構造の知覚
自己運動あるいは視対象の運動によって生じる、網膜上での光の分布パタンの変化、つまり網膜上の光学的運動がどのような情報を我々に提出し、それを実際どの程度我々が利用できるのかを、実験心理学的に明らかにする。
中島義明/人間行動学講座 第1巻
人間の日常生活における基本的な行動である〈衣・食・住〉に行動心理学から迫るシリーズの第1巻。人間の着衣動機、被服による装飾・美容・変身行動、被服コミュニケーション、被服と逸脱行動、などの諸問題を扱う。
中島義明/人間行動学講座 第2巻
食行動の発達と学習・動機づけを中心に論じる。離乳期から児童期・青年期・老年期の食行動の特徴について、食物の好みと嫌悪が形成される過程の理論および社会的要因について、などを検討。シリーズ第2巻。
岩田純一/発達心理学辞典
各分野の第一線で活躍する266人による執筆。厳選された1621項目を収録。心理学の中の関連する他領域や、更に保育・教育・療育や臨床、福祉等からも項目を選定して収録。
ハインツ・コフート/自己の治癒
自己心理学の方法を確立したコフートが、支持者からの疑問に答えて自らの立場を明らかにする。内省と共感にもとづくあたたかい解釈を通じて、心の障害を癒す注目の分析理論。コフート理論の到達点を示す、生涯最後の著作。〈コフート〉1913?81。ウィーン生まれ。ウィーン大学医学部卒業後、シカゴ大学で精神学を学ぶかたわら教育分析を受ける。自己心理学を確立。著書に「自己の分析」「自己の修復」など。
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