■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 科学・工学~~地学 - pg.5
内山卓郎/地すべり災害と行政責任 長野・地附山地すべりと老人ホ-ム二六人の死
公共事業と災害の発生。しかし事件は"官の責任"を曖昧にしたまま終止符をうたれることが多い。地附山地すべり災害を例にあげ、経過を事実にもとづいて記し、公共事業の今後のあり方に問題提起する。〈内山卓郎〉1935年長野県生まれ。早稲田大学卒業。ルポライター。「公共事業と災害を考える会」の代表。地附山地すべり訴訟と浅川ダム建設工事差し止め住民訴訟の原告団団長。
相良邦夫/地球温暖化とアメリカの責任
地球温暖化をひとつの窓口として、現在、地球環境が抱えている問題について、科学・技術、社会、経済、政治分野だけでなく、さらに環境倫理の視点を踏まえ、広く文明のあり方を捉える。〈さがら邦夫〉1940年東京都生まれ。上智大学文学部卒業。新聞社科学部長、早稲田大学アジア太平洋研究センター特別研究員等を務め、現在、常磐大学で地球環境論、技術移転論などを教える。
神野健二/地下水中の物質輸送数値解析
不均質帯水層でのトレーサーの輸送過程や巨視的分散過程、地下水の塩水化などに関する一連の実験と、物質輸送の計算方法に特性曲線法を用いた数値計算結果とを比較検証し、帯水層中の物質輸送過程の解明方法を提示する。
戸苅賢二/北海道の石
北海道で見られる代表的な岩石20種類と鉱物を43種類、また、北海道で発見され新産鉱物として登録された7種類の鉱物を収録した石の図鑑。屋外での採取に役立つ見分け方も解説する。
日本地下水学会/名水を科学する 続
環境庁が選定した名水百選の水源地や地域の水環境、ならびに水質の特徴などをレポート。94年刊の前書で紹介できなかった39か所、「外国の名水」4か国等を紹介。
赤祖父俊一/オ-ロラ写真集 素晴らしい極光の世界
オーロラ現象のおもしろさは、それが地球科学のもっとも困難な問題のひとつであると同時に、人類の極地への発展の歴史と密接に関係していることにもある。オーロラ研究の権威が写真と共にその謎を解く。81年刊の普及版。
オラン・W・ニックス/われらの地球 人工衛星写真
主としてアポロ宇宙船が撮影した写真をまとめた、宇宙から見た地球の写真集。130葉の人工衛星カラー写真による地球の全貌に、各専門家が興味深い説明を加える。地球の新しい姿が楽しめる。75年刊の普及版。
田中真吾/兵庫の地理 地形でよむ大地の歴史
いなみの台地、六甲山地、峰山高原、但馬海岸など、多様で貴重な兵庫県の自然景観。隆起し、移動し、侵食し、堆積する?。大地形成のさまざまな要因を追いながら、地形の謎を解いていく。
相良邦夫/地球温暖化とco2の恐怖
科学ジャーナリストが徹底取材。差し迫る地球温暖化と二酸化炭素濃度上昇の恐るべき実態について、最新の数値と最先端の研究者の証言に基づき、戦慄すべき全体像をわかりやすく浮彫りにする。〈さがら邦夫〉1940年東京都生まれ。上智大学文学部卒業。新聞社科学部長を務める。雑誌に多方面にわたる論文を執筆するほか、翻訳も手がける。
東晃/雪と氷の科学者・中谷宇吉郎
雪は天から送られた手紙である。現象をよく見ること、そしてそれを実験室で再現すること、その風土に合った課題を研究すれば、必ず役に立つ。長年、宇吉郎に師事した著者が追想と敬愛を込めて記す。
奥村清/徳島自然の歴史
最も古い地層は4億5千万年前のものだという徳島県の自然の成り立ちを、プレートテクトニクスによる中央構造線の形成、徳島の山中に混ざりこんだ海洋のかけら・緑色岩、渦潮、自然災害等を含め興味深く語る。〈奥村〉1933年生まれ。東京教育大学理学部地学科卒業。現在、鳴門教育大学教授。著書に「地学の調べ方」ほか。
渡辺偉夫/日本被害津波総覧
1996年末までの津波を追加し、津波発生のメカニズムの改訂、最近の津波の検潮記録、歴史地震の最新の研究成果を取り入れた、85年刊の第2版。
水文・水資源学会/水文・水資源ハンドブック
水文・水資源学会の総力をあげて「水環境と人間の関わり」を体系化して解説。水文編では気象、都市など水の循環の諸過程を分析し、水資源編では水資源計画、管理、保全などについて述べる。
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