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蔵中しのぶ/奈良朝漢詩文の比較文学的研究
奈良朝の漢文体の伝について体系化を試み、基礎的な本文校訂と出典考証を加える。その成果に基づき、唐・新羅に直結する東アジア世界の漢字・仏教文化圏の一環として、奈良朝漢詩文生成の場大安寺文化圏の様相を明らかにする。〈蔵中しのぶ〉１９６０年神戸市生まれ。奈良女子大学大学院博士課程単位修得。奈良女子大学博士。現在、大東文化大学教授。
鈴木まもる/鳥の巣のうた 詩画集
鳥は、卵をうみ、ヒナを育てるために巣をつくります。サボテンでつくった巣、樹のてっぺんにつくった巣、滝の裏側につくった巣。ヒナを外敵から守るための工夫です。鳥の巣を通して、生きることへのひたむきさを伝える詩画集。〈鈴木まもる〉１９５２年東京都生まれ。東京芸術大学中退。画家。絵本に「クロはぼくのいぬ」「鳥の巣展覧会」「鳥の巣の本」ほかがある。
本間洋一/日本漢詩 古代篇
奈良朝から平安朝末期までの代表的漢詩文集より主なものを収録。日本古代の漢詩の世界を概観するテキスト。解説では日本における漢詩の歴史をたどり、手引きとなる様に編集。巻末に日本・中国の関係年表付き。〈本間洋一〉１９５２年新潟県生まれ。同志社女子大学学芸学部教授。専攻は日本漢文学・和漢比較文学。著書に「中国古小説選」「本朝無題詩全注釈」など。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第75巻
冷泉家時雨亭文庫所蔵の中世私家集の中から、「法印公順家集」「自葉和歌集」「権僧正道我集」など鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての歌人の家集と、新出資料である「西国紀行」を解題とともに収める。
与謝野鉄幹/鉄幹晶子全集 24
中等程度の女子教育のための、与謝野晶子による作文指導書「女子作文新講」巻１の初版、巻２の昭和４年４月１日版、巻３の昭和４年４月１７日版を底本とし収録する。
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