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島津忠夫/後水尾天皇百人一首抄
後水尾院が1661年に後西天皇に対して行なった百人一首講釈に関わる著述について、史料的価値の高いものを中心に、注釈史上での位置や特徴について考察する。
江馬細香/山陽先生批点湘夢詩草
江戸後期、美濃大垣の女流詩人江馬細香自筆稿本「湘夢詩草」四巻の影印版。教えを受けていた頼山陽の評語と細香による浄書の全貌を収める。細香の文学と江戸期の漢詩文学、女流文学の一端を示す資料。
蔵中スミ編/江戸初期の三十六歌仙 光琳・乾山・永納
昨年急逝した著者が、情熱を燃やしていそしんでいた「三十六歌仙」の研究の中から、光琳・乾山・永納らを主とする江戸初期の「三十六歌仙」に関する論文を集め、愛蔵の光琳・乾山合作の「三十六歌仙画帖」をカラーで収載した。〈蔵中スミ〉1926年東京都生まれ。大阪市立大学大学院修了。神戸親和女子大学教授等歴任。著書に「中世紀行文学選」「歌人素性の研究」ほか。1995年没。
有吉保/新古今和歌集の研究 続篇
1968年刊の「新古今和歌集の研究」以後の研究成果をふまえ、歌合・歌会に参集する歌人の動向を集団の中で捉え、時間を機軸としてその変遷と展開を論じる。新古今和歌集の成立と和歌史のなかでの位置づけを考察する。〈有吉保〉1927年福岡県生まれ。日本大学大学院修了。現在、日本大学文理学部教授。著書に「新古今和歌集の研究」「西行」など。
犬養廉/後拾遺和歌集新釈 下巻
10世紀中葉から11世紀末までの歌を収めた「後拾遺和歌集」。宮内庁書陵部蔵「後拾遺和歌抄」を底本として全釈を試みる。下巻は恋の歌と雑の部を収める。ほかに「後拾遺和歌抄目録序」を付す。〈犬養〉1922年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。東京大学大学院修了。お茶の水女子大学名誉教授。著書に「小倉百人一首」など。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第17巻
定家書写本のうち、定家が校閲加筆した『藤六集』『仲文集』『斎宮女御集』『兼澄集』『恵慶集』『傳大納言母上集』『発心和歌集』『伊勢大輔集』を収録。定家の校訂の方法、定家本の成立過程を具体的に検証できる貴重な資料。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第16巻
坊門局の筆になる『兼輔中納言集』『源順集』『元輔集』『平兼盛集』『能宣集』『源重之集』の六つの私家集で構成。承安5年に「三十六人集」と して一括書写されていたものと思われ、いずれも定家の加筆を有す定家手択本。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第18巻
前巻に引き続き、藤原定家監督下に書写された私家集、賀茂女集(書陵部本の親本)、江帥集(同)、六条修理大夫集(定家本の祖本)、左京大夫集(書陵部本と同系だが異同あり)の4冊を収録。
冷泉家時雨亭文庫/冷泉家時雨亭叢書 第26巻
美麗な唐紙料紙の桂大納言入道殿御集、経正朝臣集、刑部卿頼輔集など、薩摩守平忠度ら、いわゆる寿永百首家集の歌人を中心とする十二歌人の家集を収める。いずれも鎌倉時代書写の、最も原本 に近い本文を有する第一級の資料。
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