2005年 7月 1日〜31日
■2005年 7月29日
# グーグルは、Internet Explorer(IE)用「Googleツールバー 3
# 日本語版」の正式版を公開した。Windows XP/2000/Me/98に対応し、 # IE 5.5以降をサポートする。
WEBページの単語にマウスを重ねるだけで、その翻訳がポップアップする機能などがあります。
元記事には「英語、仏語、独語、伊語、スペイン語、中国語、韓国語」が可能とあるのですが、今のところ英語しかできないようです。(たぶん) ■2005年 7月26日
# ライブドアは7月25日、同社のブログサービス上に2つの新たな
# プラグイン追加を実施した。
1つは、livedoor ニュースの新着記事をリスト表示する「livedoor ニュースプラグイン」。
もう1つは、ブログを読んだ読者がブログ作者に対しLivedoor ポイントを送ることが可能な機能「livedoor ポイント受取り(Point me)プラグイン」。 ニュースプラグインのほうは普通に便利ですが、ポイント受取りのほうはちょっとおもしろいかもしれません。 人気ブログなんかは有料(ポイント)にできるってことですね。ポイントをくれた場合に広告を出したり、トラックバックを受け入れたりなんてことにも使えるかも。 出す方もポイントだと出しやすいですね。 ただ、ポイント送信時には、20%が手数料分として差し引かれるというのはちょっと大きい気がします。 ■2005年 7月23日
オンラインストレージサービスというのは、おわかりだと思いますが、簡単に言うとWEB上に個人のハードディスクみたいなもの(ストレージ)を提供するということです。
1GBが無料というのは、とりあえずうれしいですね。 もちろん、有料プランもあり、当然増量すると有料ですが、高速ダウンロードを1日500MBを超えて使用したいときも有料となります。 まあそれはいいんですが、無料プランの場合、1週間ログインしないと、保存ファイルが消去されてしまうのはちょっと問題ですね。 でも、フォルダを公開したり、会員同士でのファイル交換を容易にするシェア機能などもあるので、うまく使えば有益だと思います。 ■2005年 7月21日
# マルチメディアプレイヤー“Winamp”シリーズを開発する
# Nullsoft, Inc.は19日(現地時間)、脆弱性対策を施した # 「Winamp」v5.094を公開した。同脆弱性は、ID3v2タグへ異常に長い # タイトルやアーティスト名を登録するなど、細工が施された # MP3ファイルを再生するとバッファ・オーバーフローが発生し、任意 # のコードが実行される可能性があるという問題で、v5.094への # アップデートで回避可能。 □ WINAMP.COM ■2005年 7月10日
# グーグルは、「Googleマップ」と「Googleローカル」の日本向け
# サービスを開始した。いずれもInternet Explorer 5.5以降、 # Firefox 1.0以降で利用できる。 # Googleマップ # Googleローカル
やっと日本向けもサーヴィス開始となりました。
どちらのサーヴィスもなかなかおもしろいですね。 マップはエリア切り替え式ではないので見やすいし、サテライトヴューもそんなに役には立たないかもしれないですが、楽しいです。 しかし、パソコンで見る地図って、ブックで見る地図よりどうしてもみにくいですよね。 もちろん、検索とかズームアップとかパソコンが優位な面もあるのですが、普通に見るにはブックの方が断然見やすいのは残念です。 ■2005年 7月13日
# 電灯線を使ったインターネットアクセスを提供するほぼ無名の
# 新興企業に対し、大手企業3社が高額の出資を行ったのを受け、 # 今まで謳い文句通りの期待に応えることができずにいたこの技術に # 対する関心が新たに高まっている。
いわゆる「コンセントからインターネット」というやつですね。
もちろん、うまくいけばすごくエキサイティングなことになると思いますが、実際には問題が多くて、実現するめどはたってないようです。 ただ、この記事によると、GoogleやGoldman Sachsが出資したことで、何かがあるのではないかと話題になってるようです。 今のところ、根拠はまったく明らかになってないようです。 ■2005年 7月11日
# ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSで動画の再生を可能にする
# のが「プレイやん」。カノープスは、「プレイやん」に対応した # 動画変換ソフト「かんたん換太郎エディット for Nintendo」を、 # 2005年8月5日(金)より販売すると発表した。 ■2005年 7月10日
# ノルウェーのオペラ・ソフトウェア社は7日(現地時間)、P2Pファイ
# ル共有技術『ビットトレント』をサポートしたブラウザー『オペラ # 8.02』(テクニカルプレビュー版)を公開した。追加ソフト不要で、 # ビットトレントのネットワークからファイルをダウンロード・共有 # できる。ウインドウズ、マックOS、リナックスなどがダウンロード # 可能。
ビットトレント(BitTorrent)といえば、違法ファイル交換の代名詞(の一つ)のような存在ですが、「ビットトレント自体はたいへん優れた技術だ」というのはよく言われてますよね。
オペラ・ソフトウェア社は、BitTorrentがFTPやHTTPと同じダウンロードを行なうためのプロトコルの1つに過ぎないと考えているようです。 まったくそのとおりで、違法なファイル交換に使用する技術が悪いものなら、インターネット自体が一番の悪者なんじゃないかっていう気がします。 それにしても、Firefox もビットトレントのサポートを目指してるらしいので、ビットトレントが標準になるかもしれませんね。 なお、Microsoftは、「Avalanche」というBitTorrentに似た独自のファイル交換技術の開発を進めてるそうです(笑)。 ■2005年 7月10日
# 中国国家広播電影電視総局(広電総局)は今年2月、中国が独自の知
# 的財産権を有する 次世代DVD規格 である EVD を使用した映画館の # 建設許可を出した。それを受けて、EVD 規格のキーパーソンである # 北京今典集団の張宝全氏が、7年で10万か所の EVD 映画館建設を目 # 指して動き出した。しかし、市場の反応は冷たく、EVD 規格の実情 # は四面楚歌といったところ。
EVD というのは私は知らなかったのですが、HDV、HVD などと同じく次世代 DVD 規格の一つで、中国が独自に制定したもののようです。
その EVD が中国の国家規準となったのですが、中国内でもかなり評判が悪いようです。 品質も悪いし、どう考えてもソフトもそろいそうにないし。 「EVD 促進派は、日本のブルーレイディスク規格とHD DVD 規格の争いが長期化していることで、EVD 規格は次世代 DVD 規格の先行者になった」と主張しているようです。 中国のみなさんは「先行者」って言葉、好きみたいですね。 ■2005年 7月 4日
# CDやWAVE/MP3ファイルのボーカルを消して再生できる音声プレイヤ
# ー「Vocal Cancel」v5.05に、個人情報を収集する“トロイの木馬” # プログラムが含まれていることが明らかとなり、(株)ベクターの # ライブラリページでのダウンロードが1日に停止された。
まず問題はベクターがウイルスチェックを行ってるはずなのに気づかなかったのか、ということですが、このソフトの公開が2002年だったので、“トロイの木馬”を検知できなかったということらしいです。疑問が残る話ですが。
もう一つ問題なのは、不正使用対策として、作者が仕込んだ可能性があることです。 シェアウェア作者にとって、不正使用は頭の痛い問題で、そういう誘惑にかられる気持ちはわからないではありませんが、やはり過剰防衛といえるでしょう。 ライセンスキーの入力ミスだって、当然あるわけですから。 なお「ファイルのボーカルを消して再生できる音声プレイヤー」としては、フリーソフトに「BestPractice」というソフトがあり、「オンラインソフト・ピックアップ!」のコーナーでも紹介しています。 ■2005年 7月 2日
# オーストラリアで6月24日(現地時間)、自殺関連サイトの運営を禁止
# する刑法改正案が議会を通過した。インターネットなどで自殺をあ # おったり、自殺方法を公開すると、法人は最高55万豪ドル(約4600万 # 円)、個人は同11万豪ドル(約900万円)の罰金を科せられる。
いろいろ考えさせられる記事ですね。
ネットの内容にこんな大きな罰金を課すということ自体は賛成したくはないのですが、かといって日本のようにほうっておくことにも疑問は残ります。 注意すべきは、このオーストラリアでの刑法改正は日本でのネット心中が相次いだことが、大きな契機になっていることです。(オーストラリアだけでなく、他国でも問題視されてるようです。) 当の日本が無策でいいのでしょうか? もともと日本は心中が特異的に多い国なので、慣れてしまってむしろ外国ほどの衝撃がないのかもしれません。 一人での自殺も もちろんやめてほしいですが、少なくとも集団で自殺するのだけはやめてほしいですね。 ■2005年 7月 1日
# パリのフランス国立ルーブル美術館が27日から、ホームページを
# 刷新し、館内で展示されている約3万5000点の作品がホームペ # ージで鑑賞できるようになった。 # □Official Web site of the Musee du Louvre
私は特に美術に興味があるわけではないのですが、それでもこのニュースにはちょっと感動しました。
実際のルーブルに行っても1日やそこらではほんの一部しか見れないそうですからね。 長時間見てしまいそうです。 ただちょっと見たところでは、見れる画像があまり大きくないような気がしました。 |