■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 人文・思想・哲学 - pg.17
市田良彦/三○億の倒錯者 ルシェルシュ十二号より
1973年フランス官憲によって押収され社会問題となった「ルシェルシュ誌12号?30億の倒錯者・同性愛大百科」より、「尻に憑かれし者たち」と裁判資料等を訳出し、フランスのゲイ解放運動をふりかえる。セクシュアリティを問い返すための必読の書。
井上順孝/現代日本の宗教社会学
近現代の日本社会に焦点を当て、宗教が社会のなかに現れる姿を具体的な事例に即して紹介。基本的な欧米理論の解説に加え、日本で発想された理論の必要性をも提示する。〈井上順孝〉1948年生まれ。現在、国学院大学日本文化研究所教授。著書に「海を渡った日本宗教?移民社会の内と外」「新宗教事典」「教派神道の形成」「新宗教の解読」など。
宇都宮芳明/倫理学を学ぶ人のために
行為と規範、人格と自由、自己と他者、理性と物神といった倫理学の基本問題を新たな視点から捉えなおし、正義論・生命倫理・環境倫理・近代化論等、倫理学が直面する現代的諸問題とも対決する。
加藤常昭/ハイデルベルク信仰問答講話 上
宗教改革の戦いのなかから生まれ、改革教会の枠を越え、世界でもっとも広く読みつがれ、現代の私たちの魂に深く訴える信仰門答。美しくて力のある言葉、福音の急所を突く見事な表現は、真理をしっかりと伝えてくれる。その日本語による、最高の講解書。
林信弘/超実存的意識
1.存在論的懐疑(1.幻想としてのコギト 2.思惟するものとしてのコギト 3.独我論の陥穽 4.懐疑の徹底) 2.存在論的変容(1.超実存的意識 2.前実存的意識との差異性 3.ユングの「東洋観と無意識」 4.西田幾多郎の「無の論理」 他)
大森荘蔵著/時間と存在
日常生活から出発する〈意味のシミュレーション〉の方法で、これまでの哲学や科学で論じられてきたさまざまな時間論、実在論を乗り越え、〈脳〉と〈意識〉をめぐる常識を根底から覆す、色即是空の実在論。
稲垣真美/近代仏教の変革者
内山愚童、妹尾義郎、真田増丸、細川崇円ら、仏教教義はもとより農業、経済、兵事、国政などに先覚者としての批判を下していた人々がいる。忘れられるべきではない宗教者・仏教者であるこの4人の足跡をたどる。
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