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松崎仁/歌舞伎・浄瑠璃・ことば
著者が常に研究の基底におく、歌舞伎と浄瑠璃を二つの柱とし、近世演劇の展開の諸相を透徹した視座のもとに論究する。平易な文章で分かりやすく記述され、すべてが近世演劇研究の深化を牽引してきた論文。〈松崎仁〉1923年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、梅光女学院教授。立教大学名誉教授。編著書に「元禄演劇研究」「歌舞伎評判記集成」「義太夫年表近世篇」など。
鬼頭明嗣/ありがとう 尾崎豊ラスト・メッセ-ジ
鬼頭さん、俺ね、いつも考えてるんです。優しさについて、優しさって何だろうって。…尾崎のマネージャーであった著者が、共に過ごした345日間の会話を綴った。尾崎のファンたちにぜひ伝えたい。彼からのメッセージとして。
竹本幹夫/対訳でたのしむ土蜘蛛
源頼光の蜘蛛退治を題材にした、怪談的色彩を濃厚に持つ一風変わった能「土蜘蛛」。内容が平易で筋立ても面白く、蜘蛛が糸を投げかけることが華やかな舞台効果を生む人気曲を現代語訳で。
三宅晶子/対訳でたのしむ熊野
都で平宗盛に仕える遊女・熊野は故郷の母親の病気を知り、暇を願うが許されない。都の春を背景に、宗盛の横暴ぶりに翻弄される弱者の心理的葛藤を描いた「熊野」を現代語訳で。
竹本幹夫/対訳でたのしむ杜若
都より三河の国に下った旅の僧の前に杜若の花の精が現れ、昔男業平の恋のさまざまを語り、舞う。「伊勢物語」の珠玉の言葉が巧みにちりばめられた人気曲。詞章の現代語訳に、舞台・装束などの解説も収録。
竹本幹夫/対訳でたのしむ鞍馬天狗
俗諺や故事本文を巧みに利用した達意の文と音楽的にもすぐれた謡で古くから名曲として親しまれている「鞍馬天狗」を現代語訳で。舞台・装束等の解説も掲載。
観世元雅/対訳でたのしむ隅田川
人商人にさらわれたわが子の行方をさがして、都から遙々と武蔵の国までやってきた女は、亡霊となったわが子と出逢う。緻密な計算のもとに完成された悲劇「隅田川」を現代語訳で。
野村四郎他/能を彩る文様の世界
多種多様の能装束の文様について、能楽師の立場から野村四郎氏が曲目と文様のかかわりを、染織研究家の北村哲郎氏が文様の特徴・歴史的背景など服飾的見地から検証する。能の舞台写真・文様等カラー写真満載。〈野村〉1936年東京都生まれ。能楽シテ方観世流。重要無形文化財総合指定保持者。〈北村〉1921年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。染織研究家。
観世清和/Omote
人間の生身の表情を隠すことによって、かえって豊かな表情を引き出す能面。そしてシテが舞台で使うことだけが、その面を活かすことになる…。観世宗家に伝わる面を精選した写真集。増田正造による別冊解説は英文併記。
増田正造/まんがで楽しむ能・狂言
退屈で死にそう、との見方が一般的だった能の価値が見直され、海外でも熱い視線を浴びています。本書はほのぼのとした雰囲気の漫画で、全くの初心者に能・狂言を楽しく解説します。主な33番の荒筋も。〈小山〉1939年生まれ。明治学院大学卒業。東京証券取引所調査企画室課長。漫画家。〈三浦〉東京都生まれ。東京芸術大学音楽学部修士課程修了。武蔵野女子大学能楽資料センター助手。
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