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亘明志/記号論と社会学
ソシュールの記号の定義、コノテーションとメタ言語など、記号論が持っているカードをひとつひとつ点検しながら、それを社会現象として捉える視点まで広げていく。１９８６年広島修道大学総合研究所刊の改訂。
トマス・ウィルソン/修辞学の技術
修辞学とは何か、話題の発見、弁論の構成、配列、表現法、記憶術、演説法などについて記述した、総合的な修辞学書。原著１５６０年版に付された「読者への序詞」を付録として掲載。〈ウィルソン〉１５２３？?８１年。ケンブリッジ大学キングズカレッジでＭＡを取得。６３年より終生下院議員を務め、裁判官や外交官を歴任し、７７年から８１年まで枢密院秘書官長を務めた。
ダン・スペルベル/関連性理論 伝達と認知
人間の認知過程は、最少の労力で最大の認知効果を達成するような仕組みになっていて、そのため人間の伝達する情報には「関連性がある」ことが含意されていることを論証する。９３年刊の第２版。〈スペルベル〉１９４２年生まれ。パリ理工科大学応用認識論研究センター等に所属し活動。〈ウイルソン〉１９４１年生まれ。オックスフォード大学教授。
中井悟/言語学は自然科学か 生成文法の方法論
現在、世界の言語学界で主流をなしている生成文法という言語理論を創始したノーム・チョムスキー。言語学の方法論は自然科学の方法論と同じであるというチョムスキーの主張を科学哲学的観点から検討する。〈中井悟〉１９４８年京都市生まれ。同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。専攻は理論言語学。現在、同志社大学教授。共著書に「現代言語学序説」など。
小坂眞二/安倍晴明撰『占事略決』と陰陽道
安倍晴明が撰述した「六壬式」という占法の解説書「占事略決」を解説。また、晴明撰述段階の本記の姿を再現し、後人の追補にかかる注記のすべてを翻刻し、本記・注記の読解の参考となる古占書・古典籍の条文を掲出する。〈小坂真二〉１９４７年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。大東文化大学東洋研究所兼任研究員。
川島善市/天門の鍵 ドンドン奇跡が起こる「球状思考」のすべて
著者の神秘体験をもとに生み出された、奇跡への手引きとなるという、「球状思考」の解説書。神の意識から人の意識につながる道を示唆する。双葉社１９９２年刊「幸せへの方程式」の改題改訂。〈川島善市〉昭和８年福岡県生まれ。富士短期大学卒業。著書に「ヤマト古代神からの暗号」「０の奇跡」など。
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