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粕谷一希/戦後思潮 知識人たちの肖像
敗戦直後から1970年まで、時代の精神を体現し、戦後日本の社会・文化に圧倒的な影響を与えた知識人133人を、ジャーナリストの眼で鳥瞰し、その代表的著作を批評。古典と切り離された平成の読者に贈る「新古典」入門。〔日本経済新聞社 1981年刊の再刊〕〈粕谷一希〉1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業。中央公論社勤務を経て、『東京人』、『外交フォーラム』等を創刊。評論家、ジャパン・ジャーナル社長。著書
フリードリヒ・エンゲルス/反デュ-リング論 下
哲学、自然科学、経済学、社会主義論など、あらゆる分野を縦横に解き明かし「科学的社会主義の百科全書」とも称される名著の最新訳。新メガ版の研究成果も取り入れ、注解、解説、人名索引を付す。
野々垣友枝/新しい社会運動論 全共闘世代のトラウマを通して
1960年代後半から70年代、日本の高度経済成長と並行して行われた多くの社会運動を振り返り、「団塊の世代」の二世である現代の青年との関係を考察する。〈野々垣友枝〉金城学院大学文学部社会学科卒業。愛知学泉大学、愛知学泉女子短期大学等を経て、現在、愛知江南短期大学・同短期大学生涯学習センター講師。著書に「1789年フランス革命論」など。
橋本剛/人間主義の擁護 疎外論・官僚制論・組織論
マルクスの思想を改めて見直し、人間的解放のための「疎外論」の再生、官僚制の本質解明とその克服、組織論の民主的蘇生のための理論的課題を追究する。〈橋本剛〉1931年福島県生まれ。著書に「社会思想史」など。
ヘルバート・シュタイナー/1848年ウィ-ンのマルクス
1848年にウィーンを訪れたマルクスの行動と思想を分析、ウィーン革命における意味を確定。また、労働者運動が革命に果たした役割について、革命の中心的組織であった「公安委員会」を根底かから支えたことを明らかにする。〈シュタイナー〉オーストリア抵抗運動研究所所長。
天野恵一/無党派運動の思想 「共産主義と暴力」再考
歩く思索者・天野恵一による、共産主義と暴力をめぐる思想。広松渉の「東亜の新体制」論、山谷における権力と右翼(ヤクザ)の暴力、沖縄の反基地闘争、連合赤軍などについてまとめる。〈天野恵一〉1948年生まれ。著書に「「無党派」という党派性」「反戦運動の思想」など。
李完鐘/スタ-リニズムとは何だったのか 1917-1939.
革命ロシアの政治・経済・イデオロギー・民族政策・「社会主義国家建設」に関する諸問題を考察する。従来の歴史研究とは異なるソヴィエト社会の客観的分析と膨大な文献資料を駆使した叙述による、刺戟的な問題提起の書。〈リ〉1957年生まれ。成均館大学大学院修了。政治学博士。現在、成均館大学、社会学研究所責任研究員。
三田剛史/甦る河上肇 近代中国の知の源泉
近代中国に最大の影響を与えた日本人思想家、河上肇。膨大な現地資料をも渉猟し、日中知的交流の全貌を解明。古代以来の中国から日本へと、近代以後の日本から中国へという流れの、日中学術思想史の環を体現した男の姿に迫る。〈三田剛史〉1971年大阪府生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程在籍中。専攻、経済思想史。
渋谷要/前衛の蹉跌 不自由について
20世紀共産主義の実験はなぜ失敗したのか。ソ連など労働者が主人公といわれた社会主義は、実は前衛の独裁だった?。現実の共産主義は前衛独裁に必ず至る。そのメカニズムを探求する。
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