2005年 6月 1日〜10日
■2005年 6月 1日
# PLC(Power Line Communication)とは、オフィスや家庭に引き込まれ
# ている100ボルト電線に乗っている信号を変調して、ネットワークライ # ンとして利用する技術。数Mbps〜数百Mbpsという高速なデータ通信が可 # 能になると言われているほか、既存の電力線をインフラに使用できるこ # とから、家電メーカーと電力会社が早期実用化を期待している。しか # し、高周波を変調するために漏洩電磁波の発生が避けられないという # 問題もある。
私にはやっぱりちょっと難しくて、よくわからないのですが、“コンセントでインターネット”という言葉だけで、ワクワクします。
でも、「漏洩電磁波の発生が避けられない」というのなら、あまり大きな期待はできないかも。 ただ、宅内のみの無線LANのような使い方もできるそうなので、それは期待したいです。 ■2005年 6月 2日
レッサーパンダと、ジャイアントパンダとどちらがもともとパンダなんだろうとずっと思ってました。
鯖江市西山動物園のサイトによると、初めはレッサーパンダがパンダと呼ばれていて、1869年にジャイアントパンダが発見されたときレッサーパンダと同じ仲間と思われ、「ジャイアントパンダ」と名前が付けられたそうです。今では「パンダ」と言えば、ふつう「ジャイアントパンダ」ですが。 ■2005年 6月 3日
# Microsoftは米国時間1日、来年発売予定の「Office 12」に含まれる
# Excel、PowerPoint、Wordの各アプリケーションで、新たにXML # (Extensible Markup Language)ベースのファイルフォーマットを # 採用することを明らかにした。
XMLベースのファイルフォーマットというのは、ごく簡単に言うと、ファイルのデータを基本的にはすべてテキストで表すことです。
今までの Microsoft製品のファイルフォーマットはほとんどバイナリでしたが、それがXMLベースになるということは、大変大きなことで、朗報ですね。(注・バイナリなのは何もMicrosoft製品に限ったことではありません。) XMLベースにすることによって、 1.多くのファイルは、サイズが小さくなり、また壊れにくくなる 2.XMLデータを扱うアプリケーションとOffice 12とのデータのやりとりが容易になる 3.個々のファイルを開かずに各種ドキュメントからデータにアクセスし、その情報を新たな目的に使えるようになる などの利点があるということです。 それなら、何で今まではバイナリだったのだろうと思いますね。やはり排他的な考えによるのでしょうか? ■2005年 6月 6日
# 匿名のプログラマのグループが、あるソフトウェアをオンラインで新た
# に公開した。インターネット上での違法なファイル交換と戦う映画業界 # にとって、このツールが新たな脅威となる可能性がある。 # # 「RatDVD」というこのソフトウェアを使えば、映画DVDの特典映像--異 # なる結末/未公開部分/監督のコメントなどもそのままの形で、全体の # ファイルサイズを圧縮できる。
確かに、映像本編は簡単にコピーできても、特典映像、特典音声などは容量的にコピーしにくい面がありますね。
それが多少なりとも著作権保護に役立ってるのかなとも思いますが、それは今後 DVD が大容量化してくればほとんど意味なくなるでしょう。 しかし、ファイル交換の世界ではかなり役に立つ、つまり映画業界にとってはかなり脅威となりそうですね。 どちらにしても、今後、重要なツールになるかもしれません。 ■2005年 6月 7日
# 米国の大手ドラッグストア、 CVS社(http://www.cvs.com/corpInfo/index.html)
# は6日(米国時間)、使い捨てのデジタルビデオカメラを米国で発売した。価 # 格は29.99ドルで20分間録画可能。撮影後に店舗へ持ち込めば、12.99ドルで # DVDを制作してくれる。冠婚葬祭のビデオを残したいが、そのために高額の # カメラを買うのはためらう人などに売り込む。
「使い捨て」といっても、「不要なカットを削除すれば、繰り返し撮影することも可能」だということです。
つまりこの場合の「使い捨て」というのは、自分ではパソコンに取り込んだり、ディスクやカードに保存したりできないということのようです。 そのカメラ内部に保存して、付属のカラー・ディスプレーで見るか、12.99ドルでDVDを制作 してもらうかしかしょうがないということですね。 でも、29.99ドルということは、3300円くらいで、1.4インチ型のカラー・ディスプレーを搭載しててこの価格はまあ安いでしょう。 10万円近いデジタルビデオカメラを買うほどではない、という人にはちょっと魅力かもしれません。 また、フィルム写真カメラの衰退でDPE事業が低迷しているのを補うという意味もあるようです。 ■2005年 6月 8日
# 『ハロー、ワールド!』(Hello World!)
# これは、プログラマーがこれまで使ったことがなかった環境で初めて # ソフトウェアを作るとき、最初に表示させる定番の言葉だ。5月5日(米 # 国時間)にも、あるハッカーがこの言葉をソニーの携帯ゲーム機『プレ # イステーション・ポータブル』(PSP)に表示する 小さなプログラムを完 # 成させた。この知らせを聞いて喜んだPSPのユーザーたちは、次は何が # 来るのだろうと思いを巡らせた。 # # それからわずか5日で、ハッカーたちは『ハロー、ワールド』をマリオ # ・ワールドにまで進化させた。
私(担当者)自身は、ゲームはほとんどしないのですが、ハードウェアが古くなったりして、もうできないお気に入りのゲームが、エミュレータによって復活する喜びはわかります。
この記事のPSPのエミュレータの場合、うまくいくのは「日本版のPSPの初回出荷分にインストールされていたファームウェアだけ」なので、ファームウェアがバージョン1.5に更新されているものには使えないそうです。 PSPハッカー (追記) # 最近も『PSPハッカー』サイトに、バージョン1.5のファームウェアを # インストールしたPSPで動作可能なプログラムの完成が近いことを示唆 # する記事が掲載された。 ■2005年 6月 9日
# 5月中旬に予告していたとおり、MSNはInternet Explorer用にタブブラ
# ウジングをもたらす新版のツールバーを発表した。このときには向こう # 数カ月以内との予告だったが、実際には1カ月以内でタブブラウザ化で # きたことになる。現在は英語版のみダウンロード可能。
マイクロソフトはIE6(インターネット・エクスプローラー)がタブブラウザでないことにかなりの危機感を持っていたということですね。
まず、次のIE7がタブブラウザになることを発表し、ツールバーによって数ヵ月後にIE6も実質的にタブブラウザ化されることを発表し、実際には1カ月以内でタブブラウザ化されたのはあせっていたことの証しでしょう。 そりゃ、OperaやFireFoxの人気ぶりをみればあせりますよね。 しかし、こういうことができることが、マイクロソフトの強みということでしょう。いい悪いは別にして。 このようにして、マイクロソフトはライバルに打ち勝ってきたわけですが、今回もやはり打ち勝つのでしょうか? ■2005年 6月10日
# 「マイケル・ジャクソンが自殺未遂」という内容でユーザーの目を引き、
# トロイの木馬サイトに誘導しようとするスパムメールが出回っていると # して、セキュリティ企業のSophosが6月9日、注意を呼び掛けた。 |