2005年 5月11日〜20日
■2005年5月11日
# 東芝が3層の記録層に 45Gバイトを記録できるROMディスクを開発したと発
# 表。ハイビジョン映像を約12時間収録できるという。同時に、片面は # HD DVD、もう片面はDVDというハイブリッドROMディスクも発表した。
3層で45Gバイトですか。とんでもない容量だと思いますが、すぐ「全然、容量足らねえよ〜」ってことになるんでしょうね。CD-ROMの700MBも、現行のDVDの4.7GBもとんでもない容量だと思いましたからねぇ。
それにしても、DVDの規格はますます複雑になりそうですね。次世代DVD規格が統一されたと新聞などにも報道されましたが、東芝とソニーは否定しているようです。 ■2005年5月12日
# Mozilla.orgは「極めて重大な」脆弱性を修復したWebブラウザFirefoxの
# 最新版1.0.4をリリースした。Windows、Mac OS X、Linux版が用意されて # いるが、英語版のみ。
最近、インターネット・エクスプローラー以外のブラウザに脆弱性がみつかったというニュースが多く届いていますね。
これまで「インターネット・エクスプローラーは危険だから、ウチのに乗り換えろ!」みたいなことを盛んに言ってたことを考えると、ちょっと滑稽です。「いや、それでもウチのほうが安全だ。」と言ってるみたいですが。 私は別にインターネット・エクスプローラーの肩をもつ つもりはもちろんありませんし、どっちが安全で、どっちが危険かを判断する能力はまったくないのですが、「インターネット・エクスプローラーは危険だが、ウチのは絶対安全だ。」みたいな話はどうも信じられませんでした。 単にまだあまり使われていなかっただけなのではないでしょうか? ■2005年5月13日
# Pentium IIプロセッサ、128Mバイトメモリというロースペックで動作する
# Windows XPをMicrosoftが計画中だ。サーバ利用が目的だが、IEはバンドル # されるという。
このWINDOWSは「サーバベースのアプリケーションを動かすように設計されてい」て、「Officeやビジネスアプリケーションをローカルで動かすことはできない。」ということで、役に立つ場面はそんなに多くないかもしれません。
でも、本当はこういうOSもすごく必要です。ロースペックだけど、用途を絞ればまだまだ使えるマシンて世界中にいっぱいあると思います。 私の個人所有のマシンもまだ 何台かあります。 マイクロソフトは古いOSのサポートをもうしてくれないので、ちょっと不便ですよね。 ■2005年5月16日
# NTTコムウェアとノベルは5月16日、PCにUSBメモリ型のデバイスを挿入す
# るだけでシンクライアント環境を実現できる「USB-Linuxシン・クライア # ント」を発表した。8月の商品化と販売開始を目指す。
「シン・クライアントとは、企業の情報システムにおいて、社員が使うPC(クライアント)に最低限の機能しか持たせずに、サーバ側でアプリケーションやファイルなどの資源を管理するシステムの総称」のことだそうです。(
NTTコムウェア
)
そう言われても私にはおよそのことしかわかりませんが、私が期待したものとは、ちょっと違うようですね。 USBメモリを挿入するとたちまち、普通の Linuxマシンとして使えるというのなら、かなり面白そうだと思ったのですが。あまり普通ではなさそうですね。 まあ、個人ユーザーには、あまり用はないかもしれませんが、企業レベルではコストや情報保護の観点から有益なのでしょう。 ■2005年5月17日
# ワダックスは、月額438円からの個人向けレンタルサーバーサービス
# 「@WAPPY」を6月1日から提供する。ディスク容量100MBのライトプランの # 価格は初期費用が5,250円、月額525円(年間契約の場合は月額438円)。 # なお、7月末までは初期費用を無料とするキャンペーンを実施する。
レンタルサーバーって、本当に安くなりましたね。昔は「とても個人では・・・。」という感じでしたが、これなら誰でも持てますね。
ただ、ちょっと残念なのはライトプランではCGIやSSIが使えないということです。それでも、安いとは思いますが。 WADAX ■2005年5月18日
# かつて「ホットロッド」と呼ばれる改造車で傍若無人に走り回る若者たち
# がいたが、これはその現代版と言えるかもしれない。『Firefox』(ファイ # アーフォックス)の一部のユーザーたちが、改造したブラウザーを使って、 # 好き放題にウェブサイトに手を加えている。
ブラウザ関連では
「IE 7はやはりタブブラウザに--Firefox陣営からさっそく牽制も」
という記事も気になりましたが、この『グリースモンキー』はもっともっと面白そうです。
正直言って私は『Firefox』を使ってないので、よくわからないのですが、日本語版でもこの機能は使えるのでしょうか?検索してもこのことについては見つけられませんでした。 簡単に言うと、スクリプトを書くことによって、ブラウザ上で複数のWEBサイトをミックスさせたり不必要な部分をカットしたりできるようです。 たとえば、「『アマゾン・コム』のページを対象にしたスクリプトで、アマゾンで探している書籍が地元の図書館で貸し出し可能かどうかを知らせてくれるものがある。これは驚くべきことで、しかも自動的に起こる。自分が使う図書館を一度設定しておけば、グリースモンキーはつねにデータを取ってくる」そうです。 確かに、うまく使えば、非常に便利ですね。サイトは、場合によってというか、多くの場合不必要な部分だらけだし、他サイトとのミックスなんて考えてはいないので、見る者がチューンアップしたいと考えるのは、当然のことかもしれません。 サイト制作者にとっても、こういう機能があればもっとよいサイト作りができるでしょう。 今後、盛んになりそうな予感がしますね。 ただし、やはりスクリプトということなら、ウィルスなどが怖いですし、サイト制作者の意図とまったく違うものになってしまう可能性も大きいので、問題はあります。 ■2005年 5月19日
# IEなどで保存しておいたMHTファイル内のテキストデータを編集できる
# 「EcoMhtEd」v1.1.6が、19日に公開された。Windows 2000/XPに対応す # るフリーソフトで、現在作者の ホームページ からダウンロードできる。
IEで、WEBページを保存したいとき、みなさんはどうしてるのでしょうか?
[ファイル]-[名前を付けて保存] とすると、保存形式が 4種類あります。 [WEBページ、完全]、[WEBアーカイヴ、単一ファイル]、[WEBページ、HTMLのみ]、[テキストファイル]の4つなんですが、どれも一長一短があるんですよね。私は画像などがいらないときは[HTMLのみ]で保存することが多いんですが、画像が必要な場合は悩みます。 MHTファイルというのは、[WEBアーカイヴ、単一ファイル]で、保存したときにできるファイルで、HTMLファイルや画像データなどをひとつにまとめてしまい、そのファイルを実行すれば、元のページが表示されるというものです。 一つにまとまっているので、扱いやすいともいえるのですが、編集などはできなかったので、融通の利かないものでした。 しかし、この「EcoMhtEd」を使えば、いろいろ編集できるということなので、すごく便利だし、保存したものを有効利用できそうです。 ■2005年 5月20日
# Netscape Communicationsは、同社Webブラウザの最新版「Netscape 8」
# の正式版を公開した。Windows XP/2000/Me/98SEに対応し、無料でダウン # ロードできる。また、CD-ROMとガイドブックのセット販売(1セット14.95 # ドル)も行なわれる。
Netscape って、まだあったのか。(すみません。)
ブラウザがIEの独占状態でなくなりつつあることは、たいへん喜ばしいことなんですが、サイト制作者にとっては悩ましいことです。 今までもそうでしたが、ブラウザの種類によって、また同じブラウザでもヴァージョンによって、けっこう表示が違うので、すごく困るんですよね。それがこんなに、種類が増えてくると、どうしていいのかわかりません。 本音を言うと、みんな同じブラウザ、同じヴァージョン、同じ状態で、サイトを見てくれると助かります。 . |