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フランス文学
鈴木康司(フランス文学)/わが名はモリエ-ル
数々の傑作で人々を沸かせたモリエールだが、内には一座の女優達との問題、外には狂信的な宗教集団との闘いがあった。時代を越え、今なお魅力的なモリエール劇の秘密を探り、多彩な生涯を描き出す。〈鈴木康司〉１９３３年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。中央大学教授。フランス文学・演劇専攻。著書に「下僕像の変遷に基づく１７世紀フランス喜劇史」「闘うフィガロ」など。
高木裕(フランス文学)/〈声〉とテクストの射程
「声」の諸相に多面的なアプローチを試み、「声」の文化、音声言語と文字言語、口承とテクスト、テクスト生成とその解読などを通して、「声」とテクストが織りなす豊かな世界を開くことにより、新たな人文学の構築を目指す書。
永井敦子(フランス文学)/クロ-ド・カ-アン 鏡のなかのあなた
１９８０年代後半に再発見され、一躍世界的評価を得た写真家・作家・思想家クロード・カーアン。先駆的な作品によってジェンダー・アイデンティティを問う、特異なシュルレアリストの実像に迫る。カーアン抄訳集も収録。〈永井敦子〉１９６１年東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士後期課程中退。アンジェ大学文学博士号取得。上智大学文学部教授。専攻は２０世紀フランス文学。
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