■HMVジャパン 本・雑誌 - 本・雑誌 - 科学・工学 - pg.7
矢吹稔/キチン、キトサンのはなし
エビ・カニ・昆虫・カビ・キノコなどに含まれる、大きな可能性を秘めたバイオマス、キチン、キトサン。くらしの中で活躍する、この魅力ある天然素材の機能を紹介する。
小林勝利/シルクのはなし
日本の伝統文化のひとつ、絹をめぐっての様々な話題を、読みやすくしてまとめたもの。各分野の専門家が、絹のルーツや、蚕の生物科学、絹をめぐる科学などの視点で、絹を論ずる。
山名清隆/カエルの体づくり
カエルの卵に背腹はどのようにして決められるか。背腹が決まらないと、体づくりはまったくはじまらない。卵の背腹が決まってはじめてその背側にオーガナイザーができ、それが中心となって体づくりがすすめられる。カエルの体づくりを解明する一冊。
多紀保彦/魚が語る地球の歴史
淡水魚は海を渡ることができない。淡水魚の分布を調べれば地球の歴史がわかる。魚の魅力と地史の解明が結びつく本。理論の紹介よりも一般的なよみものとしておもしろい。
鈴木隆史/フカヒレも空を飛ぶ インドネシア・カランソン村のサメ漁民と食をファッシ
インドネシアの小さな漁村で、サメを追い求める漁民、サメ肉やフカヒレを買いつける商人など、サメと共に生きてきた人びとの暮らしとフカヒレの道をたどりながら、食生活の「豊かさ」について考える。〈鈴木隆史〉1957年生まれ。鹿児島大学大学院修了。85?90年までインドネシア・ボゴール農科大学に研究生として在籍。インドネシアの漁業と漁民生活についての実態調査を行う。
高坂和久/畜産物の鮮度保持
第一章:食肉の死後変化(食肉の範囲と消費量,ほか) 第二章:食品の鮮度測定法(官能的方法,ほか) 第三章:鮮度保持法(凍結,冷蔵,ほか) 第四章:肉のにおいとその対策(動物種による特徴,ほか)
佐竹正行/オウトウの作業便利帳 高品質安定生産のポイント
初夏を告げる果物として人気が高いオウトウ。その栽培技術の基本と、良品の安定多収の近道として、「花が咲いても実を結ばない原因」、「枯れ込みを防ぐ枝の切り方」など、作業のカンどころをズバリ解説する。〈佐竹〉1939年山形県生まれ。岩手大学農学部卒業。現在、山形県農業技術課勤務。〈矢野〉1949年山形県生まれ。山形大学農学部卒業。現在、山形県園芸特産課で果樹専門技術員。
日本きのこ研究所/最新シイタケのつくり方
シイタケの栽培技術の向上、需要の多様化など、今までのシイタケ作りでは、シイタケ栽培経営はうまくいかない。上手な作り方、機械化、そして上手な売り方、経営の方法まで一貫してアドバイスする。
渡辺泉(養豚業)/農業で生命が輝くとき 人づくりする人の人づくり
農業者としての人作り、それは生きものを育てる心構えが身についているかどうか、ということである。良い人との出会いを経て、良い農業経営をしている青年たちとの交流から著者が教えられたことを綴る。〈渡辺泉〉1931年広島県生まれ。県立沼南実業学校卒業。59年より養豚と富有柿の生産を行い現在に至る。農林大臣賞、農蚕園芸局長賞、日本農業賞などを受賞。
守田志郎/むらの生活誌
巨大化し、威容を誇りつつも荒廃して行きつつある都会に住み続けた著者が、都市の侵蝕にたえぬく農村のしくみを淡々と書きつづる。さまざまな農民たちのくらしを探るフィールドワークの記録。再刊。〈守田志郎〉1924年シドニー生まれ。東京大学農学部農業経済学科大学院修了後、財団法人協同組合経営研究所研究員、暁星商業短期大学教授、名城大学商学部教授を歴任。1977年死去。
逸見泰久/和白干潟の生きものたち 干潟学入門
経済効率に追われて消えて行く日本の干潟。博多湾の東端に位置する和白干潟で営まれる不思議な自然の世界、そこに住む生きものの生態について詳しく紹介。危機に瀕した干潟を再発見する。〈逸見泰久〉1958年北九州市生まれ。九州大学理学部生物学科卒業。78年より和白干潟を中心に底生動物や鳥類の研究をつづけている。現在、筑陽学園中学・高等学校教諭。著書に「和白干潟」。
朝日新聞社/海よ! 芦浜原発30年
計画から30年間、熊野灘の漁師町は揺れに揺れた…。芦浜原発の歴史の内幕を描きながら、戦後の電源開発、巨大プロジェクトの問題点を浮き彫りにするドキュメント。朝日新聞名古屋本社版連載。〈ソフトカバ〉
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