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渡部景一/「梅津政景日記」読本
梅津政景は、秋田藩初代藩主佐竹義宣の家老。その政景が慶長十七(1612)年から寛永十(1633)にわたる21年間書き続けた日記で、藩政初期の暮らしと民情を読む。
平和遺族会全国連絡会/戦争を語りつたえるために
太平洋戦争のさなか、私たちの肉親はどのようにして命を絶ったのか。そして日本に侵略されたアジアの人々はどのようなめにあったのか。戦争を2度と起こさないために活動を続ける団体が、戦争体験に関するレポートをあつめて報告する。
飯倉晴武/古文書入門ハンドブック
古文書の読解は歴史研究の第一歩である。しかし初心者にはその難解なイメージゆえに敬遠されがち。本書は古文書とは何か、読み方、用語など、古文書を楽しむための基礎知識を紹介。この1冊で誰でも中世古文書が読める。〈飯倉晴武〉1933年東京生まれ。東北大学大学院修士課程修了。宮内庁書陵部首度研究官、陵墓調査官を経て、現在日本大学文理学部、学習院大学大学院講師。主な著書に「日本古文書学提要」など。
阿部猛/鎌倉武士の世界
御家人や地頭の兵力や経済力、所領相論や財産相続の実態、武士の心得や合戦の作法など、多くの実例をあげながら解説。鎌倉時代の御家人や地頭の真の姿を活写し、その世界の全貌に迫る書。〈阿部猛〉1927年山形生まれ。東京文理科大学史学科卒業。現在帝京大学教授。著書に「中世日本社会史の研究」「日本荘園成立史の研究」「平安前期政治史の研究」など。
久野勝弥/他藩士の見た水戸
明治維新を経て近代日本の成立に重大な影響があった水戸の人々の思想と行動。その常陸人を他藩士はどう見ていたのかを、遺された日記、見聞録等により時間を追って再現する。
西宮紘/鬼神の世紀 「いさなき」空間と弥生祭祀
古代の激動する状況の中、縄文人は多様な渡来人と融合し、弥生人へと変貌していった。水田農耕・漁労、天神文化などがもたらされ、縄文の地霊信仰が祖霊信仰に吸収されることにより、各地に鬼神を祭る「いさなき」空間を核とした共同体が成立していく…。
笹山晴生/日本古代史年表 上
9世紀の末、「日本三代実録」が終わる仁和3年(887)に至るまでの日本古代史上の諸事件について揚げ、それがどのような文献史料に基づいているかを示す。文字にあらわされた古代の情報を悉く収載した、研究者にとって不可欠の書。
新井勉/大津事件の再構成
明治24年、滋賀県大津においておこった事件?大津事件について、広く明治国家の運営という視点から考察する。緊急勅令第一号、大津事件における対露外交など、論文5編と書評1編により構成する。
樋口州男/中世の史実と伝承
「平家物語」「将門記」といった文学書や伝承を資料として、中世の民衆が、どのような伝承世界や信仰世界に生きていたかをさぐり、精神的な面から中世民衆の実像に迫ろうとする意欲的論考。
宮永孝/幕末維新オランダ異聞
幕末から維新期にかけて最恵国オランダを訪れた日本使節団について叙述。日本で亡くなった来日オランダ人とその墓石、また、外国文学の受容史の上から重要と思われるオランダの探偵小説についても一章をさいている。
西宮紘/縄文の地霊 死と再生の時空
原始日本列島には現代人が失いかけている鋭敏な感性や豊かな精神文化が息づいていた…。日本神話・呪術の分析や土器の文様の解読を通して、我々の意識の根底に横たわる「縄文」が、新鮮なイメージとともに甦る。
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