MEGAQ STATION コンピュータ関連ニュース   記事一覧
2005年4月13日〜20日

■2005年4月13日
マイクロソフト(株)は13日、Windows/IE/Word/MSN Messengerに“緊急”レベルの脆弱性が5個、“重要”レベルが3個あるとし、毎月公開される修正プログラムの4月版としてセキュリティ修正プログラムを公開した。現在、同社Webサイト、または“Windows Update”“Office アップデート”を利用して、修正プログラムを無償でダウンロードできる。


Yahoo! JAPANは、オンラインアルバム「Yahoo!フォト」およびオンラインストレージ「Yahoo!ブリーフケース」の容量拡張を発表した。2005年夏までに最大で1GBまで容量を拡張する。


米アップルコンピュータ社は12日(米国時間)、最新OS『マックOS X 10.4 タイガー』を29日に発売すると http://www.apple.com/pr/library/2005/apr/12tiger.html 発表した。インターネット上の検索サービスの躍進に対抗し、逆にパソコンの内側の検索能力を抜本的に強化する『スポットライト』機能が目玉。アクセサリーソフト群が従来の時計や電卓にとどまらず、インターネットと連携するようになったのも売り物だ。日本では同日午後6時に売り出す。


■2005年4月14日
4月13日夜から14日未明にかけて、警察庁のWebサイトが閲覧しづらい状態になっていた。同庁ではDoS攻撃によるサイバー攻撃の可能性が強いとして、発信元の特定を急いでいる。また、反日運動を推進している中国系のサイトで、現地時間の13日午後8時から日本の中央省庁サイトにサイバー攻撃するよう呼びかけていたという情報もあり、その関連も調査している。この日は防衛庁や自衛隊のサイトにもアクセスが集中し、閲覧しづらい状況になったという。


音楽CDの音程を維持したままリアルタイムに再生速度を変更できるソフト「BestPractice」v0.7が、6日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。
CDを早聞きしたいときには便利そう。
   BestPractice


株式会社ライブドア は2005年4月14日、ポータルサイト「livedoor」の Web サイト検索機能に、米国 Google のロボット型検索エンジンを搭載した、と発表した。


オープンソースソフトウェアを開発するOpenOffice.orgが、同組織の配布する生産性アプリケーションにバッファオーバーフローの脆弱性があったことを認めた。
OpenOffice.org は、マイクロソフトのOffice製品 (WordとかExcelとか) と同様の機能を無料で提供するソフトウェア。OOoと約されることが多い。
マイクロソフトの Office製品と完全に互換性があるわけではありませんが、なにしろ無料なので、マイクロソフトもかなり脅威を感じているようです。
    OpenOffice.org 日本ユーザー会


Google共同創業者のラリー・ページ社長が4月4日に予告していた、Google Videoの「一般からのビデオ受け付け」が「Google Video Upload Program」でスタートした。
まだ、アップロードの受付だけなので、今後どう展開するかわかりませんが、すごいことになるかもしれません。


■2005年4月15日
comScore の新しいレポートによると、処方薬のオンライン売上が伸びているそうである。2004年第4四半期、 オンライン薬局 を訪れた人は1,740万人にのぼった。
これは米国の話ですが、オンライン薬局のほうがかなり安く済むことが多いらしいし、店頭ではちょっと買いにくい薬もあるので、日本でもますます売り上げは伸びるでしょう。 ただ、薬のことですから十分注意を。


米国の野生動物保護協会(WCS)が、新種の猿の命名権をオンライン・オークションに出品し、カナダのオンライン・カジノが65万ドルで落札したことが13日(米国時間)明らかになった。カジノの社名と同じ『ゴールデンパレス・コム』と名付けられ、前代未聞の動物名が誕生した。売上金は自然保護にあてられる。
「新種の猿の命名権」の話が、なんでコンピュータ関連なんだろう?と思いましたが、落札したのが、オンライン・カジノの会社だからなんですね。
この会社は以前話題になった「聖母マリアの像が浮き出ているというトースト」とかユニークな商品をいろいろ落札してるらしい。
そんなものよりは「新種の猿の命名権」の落札は自然保護に役立ちますよね。


■2005年4月18日
4月16日から18日にかけて、クレジットカード会社のビザ・インターナショナルを かたり、カード番号などの情報を盗み取ろうとする Web サイトに誘導を試みる日 本語のフィッシングメールが出回っている。2004年11月に出回った同様の詐欺とほ ぼ手法は共通だ。

手元に届いたフィッシングメールには「Verified by Visa」というタイトルが付け られ、送信者名(From)は「update@visa.co.jp」となっている。しかしヘッダー を確認すると、本当の送信元はルーマニア。しかも送信日付は、1カ月以上も前の 「3月20日」もしくは「3月21日」となっており、この時点で不審なものといえる。
私(担当者)のところにも、まさにこのフィッシングメールが来ました。
そのサイトは思ってたよりていねいに作ってありました(笑)。
しかし、本当は冷やかしでそんなサイトへ行くこと自体、よくないことですね。 反省。


日本 AMD とマイクロソフトは4月16日、東京秋葉原の秋葉原リナックスカフェ・デ ィ・プロントにおいて、64ビット版 Windows XP 発売開始記念イベント「AMD64 + Windows x64 祭り」を開催した。
ついに本格的に64ビット時代がきたということでしょうか?
しかし、WINDOWS95が出て、32ビットになったときは新しい時代になった感じがしましたが、今回は単に今までの延長上としか感じませんね。


Mozilla FoundationとMozilla Japanは、セキュリティを強化した「Firefox」v1.0.3の日本語・英語版と「Mozilla」v1.7.7の英語版を公開した。変更点は両ソフトともに、多くの脆弱性を修正したことで、機能追加は実施されていない。なおMozilla Japanによると、「Mozilla」v1.7.7の日本語版は現在準備中とのこと。


■2005年4月19日
テレビなど従来型広告は順調だが、インターネット広告の勢いはそれを上回る。

テレビ広告のシェアは1980年移行、上り調子で推移しているが、そのピークは2006年に上限に達し、それ以降はインターネット広告が力を増してくるだろう。フランスの広告代理店PublicisのZenithOptimedia事業部はこのように世界の広告市場を予測している。
ホリエモンこと、livedoorの堀江貴文氏が言ってたように、「10年もすればTVはなくなる。」ということでしょうか?
なくなるというより、TVとインターネットが統合されていくんじゃないでしょうか。


イタリア・ローマに本部を置く国連世界食糧計画(United Nations World Food Programme、以下WFP)は14日(現地時間)、飢餓救済と人道援助を疑似体験できるゲーム「WFP Food Force」v1.0を公開した。Windows 95/98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同団体のWebサイトからダウンロードできる。動作には「QuickTime」が必要。
最近、話題になってたゲームですね。すべて、英語なのでご注意を。そんなに難しい英語ではないそうですが。
ダウンロードはしましたが、まだやってません。約220MBあります。

    http://www.food-force.com/


■2005年4月20日
OperaSoftware は19日、 昨年末よりベータテスト 中だったブラウザ製品の最新版、『Opera 8』を正式にリリースした。
フィッシング詐欺サイトを見分けやすくするためのセキュリティ強化を行なったほか、『SVG』(Scalable Vector Graphics) 画像形式にネイティブ対応している。


新しく選ばれたローマ教皇が自分のウェブサイトが欲しいと思ったら、まずロジャーズ・ケイデンヘッド氏に相談しなければならないかも知れない。

フロリダ州ジャクソンビルに住むライターのケイデンヘッド氏が『 http://www.benedictxvi.com BenedictXVI.com』の権利を取得したのは4月1日(米国時間)だった――ヨゼフ・ラツィンガー枢機卿が、ベネディクト16世という名前でローマ教皇職に就くと発表される2週間以上も前のことだ。
このようにまだ取得されていない重要な語を含むドメイン名を取得し、利益を得ようとするドメイン投機家を「サイバー・スクワッター」と呼ぶんですね。
インターネットの初期には、「大企業名を無関係な人が取得し、それを売って大儲けした」なんて話がよくありましたが、そんなへまをする会社もなくなってきたので、まだ決まっていないローマ法王の名前まで対象になるんですね。
(ただし、上記のケイデンヘッド氏は、金を稼ぐためではないと言ってるらしい。)






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